ららぽーとTOKYO-BAYに生涯学習の場「ふなばし大学」、イベントや教室運営も可能なレンタルルーム機能も
7/1(土)ららぽーとTOKYO-BAYに生涯学習の場「ふなばし大学」
イベントや教室開催も可能なレンタルルーム機能も
ららぽーとTOKYO-BAYにある元学童保育施設「ウィズダムアカデミー」(船橋市浜町2-1-1)の事業縮小に伴い、生涯学習「ふなばし大学ららぽーとTOKYO-BAY校」を開設、レンタルルーム利用開始などを周知する目的で6月25日、関係者向けのお披露目会が開催された。
「ウィズダムアカデミー」代表の鈴木良和さんは「この場所を子育て支援の場として、またさまざまな交流の場として幅広く利用してほしいと思い、『ふなばし大学』の開設や、船橋を中心に情報発信している『MyFuna』、『Mamachi』と連携することになった」と経緯を話す。
約15年にわたり船橋市内の情報を発信している「MyFuna」を通して地域課題を発掘、人と人をつなげ地域課題を解決し地域生活をより良いものにするために活動しているチーム。
代表の山﨑健太朗さんは、「地域に興味を持って地域に関わる人が増えると、地域力が増すと思う。『ボランティア』や『社会人の学び直し』の場が、まさに地域に関わるきっかけの一つになると考えている。その思いが鈴木さんの目指すところと合致して今回引き受けることになった」と話す。
「Mamachi」(市場1-8-1、フィット内)は、船橋を中心にママ向けに地域の子育て情報を発信しているメディア。今年2月から市場カフェ内で開校した「ふなばし大学」事務局も担っている。
同大学は、「1時間以内で楽しめる!市民参加型無料講座」をテーマに、市内で専門性や趣味をもつ市民が講師を務め、コミュニケーションやスキル、美容や健康に関する座学、食や料理系の体験、育児に関する講座、音楽、スポーツ、カウンセリングなど幅広い講座を開講。
山﨑さんは「市民の皆さんとフリーランスで活躍している人とがつながれる場に」と期待を込める。また、「ふなばし大学のららぽーとTOKYO-BAY校としてだけでなく、働く女性のキャリア支援や子育てを目的とした相談カウンターの設置の検討もしている」とも。
同施設内には約15坪のスタジオを併設、レンタルルーム(一般利用1時間10,000円、2時間18,000円)としての利用も可能。音響機器やホワイトボード、フリーWi-Fi、コンセント、モニターなどの設備を用意する。
同日は、運営スタッフの五藤美枝子さんや市場有子さん、松本萌さんらがあいさつ。「MyFuna」編集長の見上裕美子さんは「自分の地域で起きていることに関心を持ってもらい、自分のこととして考えられるようになると、より良い地域になり、ずっと住み続けられる場所になると思う。今回のこの場所がそういったことにつながれば」と話した。
「Mamachi」編集長の小林夢生さんは「市民のみなさんを笑顔にするために、すきま時間に学べる大人と子どもの学びの場の提供、フリーランスの方の活動支援もしていきたい。レンタルルームにもなるので、イベントや教室運営、講座などにも利用してほしい」と呼びかけた。「夏にはサマースクールや夏休み企画も開催したい」とも。