空手「肥沼道場」の小中学生が全国へ、道場史上最多の7人が県大会勝ち抜く

  2023/8/2
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8/2(火)空手「肥沼道場」の小中学生が全国へ

道場史上最多の7人が県大会勝ち抜く

 市内で活動する空手クラブ「空手道松濤會 一般社団法人仙武会 肥沼(こいぬま)道場」の小中学生7人が、8月に行われる夏の全国大会「第31回全国中学生空手道選手権大会」「第23回千葉県小学生空手道選手権大会」への出場前に7月31日、意気込みを松戸徹船橋市長と松本淳教育長に伝えるため船橋市役所を訪れた。

 市役所を訪れたのは、三宅一颯(いぶき)くん、渡部秀乃介くん、長谷川拓隼くん(いずれも坪井中3年)と、森楓さん、佐野航太くん(いずれも飯山満南小6年)、山内暁史(あきと)くん(坪井小3年)、花田誠悟(坪井小1年)くんの7人。

 4月に開かれた県大会では、三宅くんが男子個人組手の部で優勝、渡部くんが準優勝に輝き、三宅くん・渡部くん・長谷川くんの3人が男子団体組手の部で優勝に輝いた。また、小学校学年別組手の部では森さんが準優勝、佐野くんが3位、山内くんが準優勝、花田くんが優勝に輝き、それぞれ全国出場を勝ち取った。

 指導する肥沼正勝先生からの選手紹介の後、選手を代表してあいさつした三宅くんは「千葉県の代表として全力を尽くす。全員優勝を目指す」と力を込めた。

 そのあいさつを受けた松戸市長は、小学1年生の時からたびたび全国出場を決め、あいさつに訪れている三宅くんに「背が高くなってびっくりした」と声をかけ、選手たちに向けて「空手は日本が世界に誇る武道の1つで、技術だけでなく精神的なものも磨かれる競技。先生や家族への感謝を忘れず、目標をぶれることなく頑張ってほしい」と激励した。

 さらに松本教育長からは「スポーツはうまくいかないこともあるが、うまくいかなかった時にどうするかが大事。県大会の反省を生かして全国大会を頑張ってほしい。それが人間としての大きさにもつながる」とアドバイスを送った。

 その後の懇談の時間には、松戸市長もよく見ているという肥沼道場のSNS動画に登場する楽しそうな稽古の雰囲気に話が及んだ。市長からの「空手は楽しい?」という質問に子どもたちは大きくうなずき、肥沼先生も「取材に来る記者の人からも『こんなに楽しそうな道場は珍しい』と言われる」と明かした。

 第31回全国中学生空手道選手権大会は8月3日〜4日に、第23回千葉県小学生空手道選手権大会は8月7日〜9日に、それぞれ東京武道館(東京都足立区)で開かれる。

関連サイト:https://www.instagram.com/senbukai.koinuma.dojo/

  • 代表してあいさつした三宅一颯くん

  • 懇談の様子

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