船橋アリーナで船橋市市民体育大会・少林寺拳法、世界大会に出場した選手も参加

  2023/11/5
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11/5(日)船橋アリーナで船橋市市民体育大会・少林寺拳法

世界大会に出場した選手も参加

 船橋市総合体育館(船橋市習志野台7-5-1)の多目的室で10月29日、少林寺拳法の「船橋市市民体育大会」が開催され、小学生から一般の部まで約70人が参加した。

 同大会は、船橋市教育委員会、船橋市スポーツ協会主催のもと、船橋市少林寺拳法連携が主管して行われた。

 少林寺拳法とは、1947(昭和22)年に香川県で創始された日本の武道。船橋市少林寺拳法連盟理事長でもあり同大会実行委員長の阪井聡司さんは「『人づくりの道』として社会に役立つ人づくりを目指し、勇気、慈悲心、正義感を育むことを目的としている」と話す。また実行委員の秋葉裕幸さんは「どこでも練習できるのが少林寺拳法の魅力の一つ。幅広い世代が楽しめるスポーツで、世界の人とも練習ができるし、活躍できる場が大きい」とも。

 市内には、西船橋道院拳友会、船橋宮本道院拳友会、船橋薬園台道院、船橋金杉スポーツ少年団、習志野台スポーツ少年団、船橋海神スポーツ少年団、船橋西部スポーツ少年団の7つの団体があり、市民大会は春と秋の年に2回開催している。

 同日は、座禅をして信条などを声に出して全員で唱えて心を正す「鎮魂行」が行われた後、小学生と一般の部の単独演武と組演武に分かれ、参加者らは日頃の練習の成果を披露した。

 また、今年は4年に1度の世界大会「2023年少林寺拳法世界大会」が10月7日、8日に日本武道館で開催され、世界各国から約2700人が参加した。船橋西部スポーツ少年団所属の塚田小学校6年の熊谷温音(はると)くんと松戸市の永澤晃樟(てるあき)くんペアは、「2023年少林寺拳法千葉県大会」で2位になり、世界大会において組演武の9~12歳の「小学生A」部門に出場した。

 初めての世界大会に出場した熊谷くんは「広い会場で、海外の選手も全員が日本語で鎮魂行を唱えたのが感動した。みんなのレベルが高かったので、技をしっかり身に着けて突きや蹴りの基礎をしっかりしたい」と話し、永澤くんは「世界大会は人数が多くて緊張した。もっと練習して次の全国大会で勝ちたい」と目標を話した。

 西船橋道院拳友会所属で習志野台中学校出身、桜林高校(千葉市)2年の岡村紅音(あかね)さんは、千葉県大会の高校生女子の部(単独演武)で優勝して世界大会に出場。「姉と弟と一緒に小さい頃から少林寺をやっている。もっと技を磨いてさらに上を目指したい」と意気込みを見せた。

  • 「鎮魂行」の様子

  • 3段以上の一般自由組演武に出場した秋葉さん夫妻

  • 熊谷くんと永澤くんの組演武

  • 3段の岡村さんの単独演武

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