千葉徳洲会病院で4年ぶりに「さざんか祭」、規模縮小で開催も予想を上回る来場者
11/9(木)千葉徳洲会病院で4年ぶりに「さざんか祭」
規模縮小で開催も予想を上回る来場者
新京成線・高根公団駅から徒歩5分ほどの場所にある「千葉徳洲会病院」(船橋市高根台2-11-1)で11月5日、「第26回さざんか祭」が開催され約2000人が来場した。
同祭りは、イベントを通して地域と交流し、地域への感謝を伝えることと病院を知ってもらうために毎年開催していたが、コロナ禍では中止していた。同院経理課の竹田さんは「規模を縮小して4年ぶりの開催となったが、予想以上のお客様に来ていただけた」と話した。
院外スペースには焼きそば、焼き鳥、じゃがバター、フランクフルト、綿菓子、ワッフル、クレープ、ドリンク販売の飲食ブースと、射的、スーパーボールすくいの縁日ブースが出店。開始時間を過ぎた直後から各ブースに列ができ、同院に勤務する医療従事者がその家族と一緒に並んでいる姿も見られた。
船橋東警察署のブースでは「子ども用制服」の貸し出しを行い、子どもたちは順番に制服を着用し、展示パトカーの運転席に座ったり、白バイに跨ったりして写真撮影を楽しんだ。千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」と千葉県警察マスコットの「シーポック」が会場に現れると、撮影を待つ長い列が作られた。
院内では副院長の峯田章さんによる医療講演、「成田エイサー美ら海会」によるエイサー、入退院支援講演、大道芸、防犯寸劇が行われ、いずれも立ち見の人垣ができるほどのにぎわいを見せた。
医療ゾーンでは、マスクや使い捨て手袋などの物品販売コーナー、血糖や血管年齢・ストレスチェック、身長、視力、血圧等の測定コーナー、型抜き、医療・医療介護相談コーナー、ロボットリハビリテーション体験、リトルナース・オペナース体験、放射線画像診断科の撮影機器見学など、病院ならではのイベントも多く行われた。
大穴から子連れで参加していた主婦は「お祭りには初めて来たが、子どもが楽しめるコーナーがたくさんあってよかった。珍しい体験コーナーも多く、飽きずに楽しめた。来年も来たいです」と話し、その子どもは「マジックの人にキリンの風船を作ってもらえてうれしかった」と笑顔で話した。
竹田さんは「天気にも恵まれ、たくさんの方に来てもらえました。一般のお客様だけでなく、入院患者さんや近隣の老健施設から見学に来た方にも楽しんでもらえたようでよかったです。特にエイサーは盛り上がりました。院長も規模を大きくしてやりたいと言っていましたし、改善点も含め次回につながる収穫がたくさんありました」と話した。