浜町西町会が木造漁船にイルミネーション、地域住民らの協力で10年以上続く
12/21(木)浜町西町会が木造漁船にイルミネーション
地域住民らの協力で10年以上続く
浜町商店街近くの高架下浜町広場(船橋市浜町1-6-1)で現在、浜町西町会によるにクリスマスイルミネーションが点灯している。
同会では地域を盛り上げるために、10年以上前から木造漁船などが展示されている高架下の浜町広場に飾りつけを行っている。雛飾りや鯉のぼり、兜など、四季折々の飾りつけを行うほか、子どもプールやすいか割りなど夏祭りの実施など、活発に活動している。現在はクリスマスシーズンに合わせて、ツリーや折り紙で作ったリース、電飾を設置したクリスマスイルミネーションが点灯している。
同会副会長の高畑寛さんは「自分たちが育った場所はいろいろなイベントがあった、と子どもたちが思って地元に愛着をもってもらえるように、自治会役員の先輩たちが活動を始めて現在まで続いています」と話す。
町会の役員7人が中心となり、階段委員と呼ばれるメンバーら合わせて約20人で丸一日かけて飾りつけしたというクリスマスイルミネーション。大小さまざまな大きさのツリーと、もともと展示されているベカ舟と大捲き舟と呼ばれる木造漁船にも電飾やツリーなどが飾り付けられている。
ツリーや装飾品は、「子どもが大きくなったのでツリーがいらなくなった」など、ほとんどが町会の家庭から提供されたものだという。「ライトもすべてLEDになったので消費電力量も下がりました」と高畑さん。同会は浜町北公園と浜町広場の掃除を市から受託し、定期的に清掃活動を行い、その受託費でライトの交換などを行っているという。
役員らは「子ども連れのお母さんが自転車を止めて子どもと一緒に見たり、写真を撮っている人がいるのを見るとうれしい」とほほ笑む。「『毎年楽しみにしている』『このイルミネーションを見ると今年もクリスマスと感じてうれしい』『ありがとう』という言葉が何よりの励み」とも。
点灯は12月25日まで。点灯時間は17時~22時。