「ふなばし制服バンク」制服リユースの範囲拡大、市内公立高校5校の制服取り扱い開始から1年
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3/29（金）「ふなばし制服バンク」制服リユースの範囲拡大
市内公立高校5校の制服取り扱い開始から1年
新京成線・高根木戸駅から徒歩3分のところにある「ふなばし制服バンク」（船橋市高根台6-2-19、TEL047-404-3607）が、市内にある公立高校5校の制服の取り扱いを始めてからまもなく1年を迎える。
訪問介護や高齢者施設給食など幅広い事業を行っている「ワーカーズコープちば」が2017（平成29）年に立ち上げた同店。市内15カ所で不要になった制服や体操服、通学カバンなどを回収。補修や刺繍外しを施した後、状態や程度により定価の20～30％の価格で販売している。2023年4月1日、これまで販売していた市内中学26校の制服に加え、船橋二和高校・船橋古和釜高校・船橋東高校・船橋芝山高校・薬園台高校の制服の取り扱いを始めた。
運営担当の岩下芙由子（ふゆこ）さんは「以前から高校の制服の寄付も寄せられていた。行政の支援員などからの問い合わせも多く、需要を感じた」と話す。「範囲をどこまでにするか決めるのに苦心したが、まずは市内中央エリアの公立高校5校から始めてみることにした」とも。
制服の修復や刺繍外しは、運営母体を同じくする建物一階の公益活動シェアスペース「おとなりさん」を拠点に活動する地元住民たちがボランティアで担う。高校生や産休中の人も作業に協力しているという。
「『安く購入できて助かった』『思ったより状態が良かった』など、うれしい言葉がたくさん届いている」と岩下さん。「市内で中古制服を取り扱っているのはここだけなので、ぜひ活用してほしい」と呼びかける。
営業は平日10時〜17時。土曜・日曜・祝日は要相談。来店予約はホームページで受け付ける。
関連サイト：https://seifukubank.amebaownd.com/
「ふなばし制服バンク」外観。「おとなりさん」の中になる
倉庫には制服がずらりと並ぶ
指定カバンの取り扱いも
今年度から取り扱いを開始した高校の制服
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