馬込沢の「ニコニコ横丁」で初のマルシェ、女性店主らが「地域を活気づけたい」と開催
4/29(月)馬込沢の「ニコニコ横丁」で初のマルシェ
女性店主らが「地域を活気づけたい」と開催
東武アーバンパークライン・馬込沢駅から徒歩6分ほどの場所にある「ニコニコ横丁」(鎌ケ谷市東道野辺7-20-65)で、4月28日、初となる「ニコニコマルシェ」が開催された。
「ニコニコ横丁」は、通りの奥にあった「ニコニコ湯」前のアーケードとして飲食店を連ねている。ニコニコ湯は2022年に閉店したが、ニコニコ横丁の飲食店は引き続き営業を続けており、近年では新しい店舗が次々とオープンしている。
今回のマルシェには、同エリアの店舗であるベーグル専門店「may’s bagle(メイズベーグル)」、カレー&スパイス専門店「ELEPHANT HOUSE(エレファントハウス)」、アロハタロット「MAHALO(マハロ)」、そして「居酒屋【縁】」と「居酒屋【千桜】」の5店舗が参加した。
「周辺にも飲食店が少なく、このエリア全体を活気づけるためにもマルシェを開催し、周知することで盛り上げていきたい」と出店者たちの合意により、開催が決定した。
同エリアに5月にオープン予定のカフェ「Still Have Dreams(スティル・ハブ・ドリームズ)」と、ニコニコ横丁前にパソコン教室を構える「akeu(アケウ)」も意見に賛同し、出店が決定。当日は、「居酒屋【縁】」「居酒屋【千桜】」「Still Have Dreams」が急遽出店できなくなったこともあり、羊毛フェルトで製作する雑貨屋「woolwool(ウールウール)」も出店した。
マルシェ開始時間には各店舗に行列ができた。「may’s bagle」は、開始から1時間を待たずに完売。「ELEPHANT HOUSE」では、通常は冷凍カレーを中心に販売しているが、この日は特別に「メカジキカレー弁当」(1000円)、「骨付きチキンカレー弁当」(1000円)、「オキナワタコス」(チキン500円、ビーフ600円)などを提供した。店舗前で食事を楽しむ来場者も多く見られた。
「MAHALO」はタロット占いを提供し、通常20分3000円のところ、マルシェ価格として10分500円と設定。途切れることなく列が並び盛り上がりを見せた。「akeu」はパソコン教室のチラシを配布し、マルシェ価格(500円オフ)で後日受講できる特典を提供。「woolwool」は、同所には店舗がないためアーケード内の通りに出店すると、興味を持ち、立ち止まる人も多く見られた。
「各店舗の常連の人も多く来場してくれて、とてもうれしい。ニコニコ横丁の店主たちは偶然にもみんな女性で、何か共通点を感じて一緒に何かできればと思った。みんなが楽しく仕事がしたいと思っている。今後も定期的に開催し、いずれは雑貨屋さんを呼んだり、旬の野菜などを販売してさらなる盛り上がりを見せたい」と「may’s bagle」の店主・渡辺麻衣さんは今後の意気込みを話した。
次回開催は5月26日を予定。