馬込沢から日本全国に冷凍スパイスカレー「エレファントハウス」、市川の実店舗から業態変更し移転

  2024/5/28
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5/28(火)馬込沢から日本全国に冷凍スパイスカレー「エレファントハウス」

市川の実店舗から業態変更し移転

 通販での冷凍カレーの販売を主とするスパイスカレー専門店「ELEPHANT HOUSE(エレファントハウス)カレー&スパイス」(鎌ケ谷市東道野辺7-20-65ニコニコ横丁2号室)が2月2日、市川・本八幡から移転および業態変更してから約4カ月が経つ。

 店主の國府田たま子さんは、カレー店を開く前はアパレル関係の仕事をしていた経験を持つ。出張で何度もスリランカに通ううちに、食を通してスリランカの文化を日本に伝えたいという思いが湧き、「いつかスリランカカレーの店を開きたい」とぼんやりと思うようになっていたという。

 そんな中、通っていたネパールカレー店の閉店をきっかけに、その場所で自身の店を決めた。常連だった店の味も残したいとスタッフも引き継ぎ、「旅するカレーとスパイス」をコンセプトに、スリランカとネパールの2カ国のカレーを提供する店を2019年にオープン。

 店での営業を約4年半続けたが、より多くの人に食事を通じた異文化との触れ合いを体験してほしいと、日本全国に冷凍カレーを通販で届ける店への業態転換を決め、現在の場所に店舗を移転した。

 10種のカレーの通信販売のほか、近隣で開かれるマルシェイベントでカレーの提供をすることもある。「子どもからお年寄りまで、幅広い世代の人が安心して食べられるよう、辛さのレベルを5段階で選べるようにしている」と國府田さん。

 メインの2カ国のカレーは、ココナッツミルクやドライフィッシュを使った「スリランカチキンカレー」(200g、1,100円)や、トマトベースでヤギ肉を使った「ネパールマトンカレー」(180g、1,250円)など。それらに加えて、インドカレー「エレファントバターチキンカレー」(200g、1,400円)や、以前の店で常連から人気だったという「ゴールデンBBQチキン」(1,100円)などのサイドメニューも販売する。

 「近年、日本にも外国人が増えてきている。『同じ釜の飯を食べる』という言葉もあるが、カレーを通じてそれぞれの文化を知ってもらいたい」と國府田さんは思いを語る。

 冷凍カレーの在庫状況やイベント出店はインスタグラム(@elephanthouse_curry)で知らせる。

  • ネパールポークカレー(1,100円)。奥にあるのは、沖縄出身の國府田さんがイベント時に提供するタコス(500円〜)

  • 1つのカレーに約20種のスパイスを入れるという

  • 店舗外観

  • 左から時計回りに、スリランカカレーの特徴となる鰹節、カレーリーフ。スリランカ産のシナモンはイベントなどで販売するチャイに入れている

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