IKEA Tokyo-Bayで「ファーマーズマーケット」 農家が主催、今後も定期開催を予定
6/21(金)IKEA Tokyo-Bayで「ファーマーズマーケット」
農家が主催、今後も定期開催を予定
IKEA Tokyo-Bay(船橋市浜町2-3-30)の屋外スペースで6月16日、地元農家が集って農産物を販売する「ファーマーズマーケット」が開催された。
IKEA Tokyo-Bayで同イベントを担当する金澤正さんは、「地元農家と協力し、地産地消を推進するイベントを開催することで、健康でサステナブルな生活というブランディングをお客様に浸透させたい」と話した。
主催は市内で梨やブドウの栽培を主とする農家「芳蔵園」(二和東2-7-7)市外からの来店客も多い同所で、農業の魅力をPRすることを目的として同所で初めて実施した。
1階の屋外エントランスでは、野菜を販売する「三須トマト園」(印内3-37-30)、「ベジリズム」(金杉4-7-3)のほか、パクチー農家の「PAKUCI SISTERS」(八千代市大和田新田885-14)も出店。「奈良養鶏場」(馬込町1161)は卵を、「皆川牧場」(鈴身町84-2)が自社工房で製造したチーズを販売、芳蔵園が運営するキッチンカー「From Farm(フロムファーム)」も出店した。
来場者は約200人。来場した60代主婦は「マンションから何かが行われているのが見えた。新鮮な野菜や卵が購入できるのはとてもうれしい」と話した。またイケアでの買い物後に家族で来場した30代男性は「ジャガイモの詰め放題と冷やし焼き芋の詰め放題に参加し、子どもと一緒に楽しめた」と話した。マーケットを目当てに来たという30代夫婦は「知っている農家さんがたくさんいてとてもうれしかった」と話した。
「芳蔵園」園主の妻・加納智恵さんは「今まで、自社農園で何度かイベントを開催したが、こちらでの開催は初めてなので集客など不安もあった。今後もこのマーケットがこの場所で根づいていくようにしたい」と話した。
さらに「サステナビリティな取り組みに対して積極的なIKEA Tokyo-Bayと連携することで、農作物を通し、消費者にサステナビリティについて考える機会を持ってもらうなど、今までと違った発信もできると感じたので、そんなイベントにしていきたい」と今後の展望を話す。
今後は2、3カ月に1回のペースで開催を予定しているが、次回の開催日は未定。