猫の保護活動を行う「猫の森」がクラファン、サンシャイン池崎さん命名「シン・猫の森プロジェクト」

  2024/6/15
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6/15(土)猫の保護活動を行う「猫の森」がクラファン

サンシャイン池崎さん命名「シン・猫の森プロジェクト」

 猫の保護活動を行う「猫の森」(船橋市習志野台2-72-14、TEL 047-404-2288)が、保護猫部屋に加え、シニア猫と白血病キャリア猫専用の部屋を設けることを目的とした新しい施設作りのためのクラウドファンディングを7月31日まで行っている。

 「猫の森」は2017(平成29)年に設立。代表の北村由紀子さんが自宅近所で多頭飼育されていた猫たちが放棄されたことをきっかけに活動を開始した。現在は船橋市習志野台に事務所と「猫の森ハウス」と名付けた保護猫が暮らす部屋を構え、3人の運営メンバーと約120人のボランティアで保護猫をケアしている。

 同施設では約50匹を保護し、さらに約50匹を「保護猫預かりボランティア」が自宅などで預かっている。

 また、事務所が入るビルや「島忠ホームズ幕張店」(千葉市)で実施する月1回の「ふれあい譲渡会」や、移動手術車で不妊手術を行う活動も行っている。

 「猫も人と同じで若い猫やシニア猫、病気を持った猫などさまざま。現在の猫の森ハウスでは、エイズキャリア用の猫の部屋、病気療養部屋などをなんとか確保している状態で、シニア猫が元気いっぱいの若い猫の中で過ごしたり、白血病キャリアの猫はケージの中で過ごしている」と現状を話す北村さん。

 「シニア猫と白血病キャリア猫専用の部屋を設け、どんな境遇の猫でも暖かく穏やかに過ごせる環境を整えた新しい施設作りのために、猫を愛する皆さまの力を借りたく、クラウドファンディングに挑戦することにした」と経緯を話す。

 今回のプロジェクト名は「シン・猫の森プロジェクト」。お笑いタレントのサンシャイン池崎さんが名付けたという。池崎さんは6年前に同施設を訪れ、保護猫2匹を引き取ったことから、たびたび訪れてボランティア活動も行っている。「自身のSNSで発信してくれたり、譲渡会の手伝いにも参加してくれることもあり、感謝している」と北村さん。

 6月5日から開始した同クラファンは、現在(6月14日時点)で目標額の27%となっている。支援は「猫の森応援コース」500円~100万円のほか、「チョビくんコース」12,222円、「そうくんコース」22,222円などがあり、支援によるリターンはお礼のメールなど。「現在は広さも十分でないため、譲渡会などは予約制になっているが、新しい施設になったらいつでも猫を見に来てもらえるような環境にしたい」と話す。

関連サイト:https://readyfor.jp/projects/neconomori2024

  • 多頭飼育崩壊でこの施設に来る猫が多いという

  • それぞれの猫にあわせたエサを用意

  • 市外だけでなく県外から来るボランティアも

  • シニア猫も増えてきているという

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