デンマーク・オーデンセ市姉妹都市35周年記念展示会、「ふなばしアンデルセン公園 子ども美術館」で

  2024/10/23
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10/23(水)デンマーク・オーデンセ市姉妹都市35周年記念展示会

「ふなばしアンデルセン公園 子ども美術館」で

 ふなばしアンデルセン公園内の「子ども美術館」(船橋市金堀町525、TEL047-457-6661)で現在、アンデルセン生誕の地デンマーク・オーデンセ市との姉妹都市提携35周年を記念した展示会「アンデルセンと子ども美術館展」が開かれている。

 同イベントでは、デンマークの国民的挿絵作家イブ・スパング・オルセンによるアンデルセン童話の挿絵原画や、アンデルセンが晩年に自身の生涯を描いた屏風のレプリカ、デンマーク出身の版画家ラース・ボーによる「人魚姫」の銅版画、日本アンデルセン協会会長を務めた早野克己さんのコレクションなどを展示している。

 同館の芸術美術指導チーフ・柴田孝利さんは「アンデルセンに関する貴重な所蔵品や、デンマークゆかりの作家の作品を集めた。アンデルセンは童話作家として広く知られているが、若いころはオペラ歌手を目指していたことや、戯曲作家としての活動、多くの切り紙作品を残したことなど、さまざまな側面を知ってほしい」と話す。

 展示作品には、デンマーク出身で千葉県四街道市在住の水彩画家・平野ニーナさんの作品、オーデンセ市在住の切り紙作家ドーブン・ヤールストルム・クラウセンさんの作品、東京都出身のストリートペインター松本かなこさんの、アンデルセン童話をモチーフにしたの作品なども。期間中はクラウセンさんと松本さん、千葉県出身の造形作家・下中菜穂さんのワークショップも開く(要事前申込)。

 入館にはふなばしアンデルセン公園の入園料が必要。開催時間と休館日はアンデルセン公園の営業日時に準ずる。12月22日まで。

  • 平野さんと段ボールや和紙などで作った立体作品

  • 「絵のない絵本」の一場面、「めんどりにお詫びする少女」を描いた松本さん

  • クラウセンさんの「絶望しないでください」という題の切り絵の作品群

  • オルセンのアンデルセン童話の挿絵(原画)は28点並ぶ

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