東船橋駅南口周辺で「第8回ひがふなフェスタ2022」リアル開催へ、「子どもたちの笑顔のために」
11/17(木)東船橋駅南口周辺で「第8回ひがふなフェスタ2022」リアル開催へ
「子どもたちの笑顔のために」
JR東船橋駅の南口ロータリーで11月20日、「第8回ひがふなフェスタ2022」が開催される。
「ひがふなフェスタ」は2015年に第1回を開催。その後、規模を拡大させながら毎年開催してきたが、コロナ禍ではオンラインでの「お家(うち)でひがふなフェスタ」に挑戦した。そして今年は、3年ぶりのリアル開催となる。
同イベントは3つの目的を掲げ、「防犯・防災の強化」「子どもたちの未来のために」「JR東船橋を中心とした地域住民、商店、企業、学校などの横の連携(つながり)」を挙げている。
当日は10時~16時で、東船橋駅南口の道路を車両侵入禁止にし、焼きそばや豚汁、餃子などの屋台エリアや、「ひがふなSHOW展街」に加盟する東船橋駅周辺の店舗の出店、輪投げやスーパーボールすくい、地元少年野球チーム「宮本ビーバース」によるストラックアウトに挑戦できるコーナーも設置する。
「消防エリア」は地元消防団による防災に関するエリアとなり、「健康コーナー」のほか、フードドライブを受け付ける「フードバンクふなばし」のコーナーなども。13時15分からは船橋市無形民俗文化財に指定されている伝統芸能「はしご乗りと木遣り歌」を船橋若鳶会が披露。
さらにステージでは県立船橋高校(合唱部、オーケストラ部、ダンス部、軽音楽部)、市立船橋高校(軽音楽部、ダンス部)、宮本小学校(管弦楽クラブ)、宮本中学校(箏曲部、管弦楽部)などのほか、地元ダンスチームや保育園の子どもたちなどもステージ出演する。
また、小学生以下の子どもを対象に各回先着200人に、お菓子の無料配布も行う。お菓子整理券配布時間は11時、13時、14時30分の3回を予定。お菓子交換時間は2回となり、11時~11時45分または14時~15時の予定。
主催は「ひがふなフェスタ運営事務局」。局長の上内(じょうない)健生さんは「私たちの活動目的のひとつに『子どもたちの未来のために』がある。そのために、できない理由を考えるのではなく、今、できるための方法を考える。オンラインでの開催や『ひがふなイーツ』なども実施してきましたが、今年は3年ぶりのリアル開催。できる範囲で少しずつ動いています」と話す。
同事務局には地域の多くの人が関わる。「ひがふな委員会」と呼ばれる組織があり、地域活性化に繋がるイベントの企画をしたり、地区内の共通問題の解決に関する活動などをしているメンバーのほか、東船橋駅周辺において営業する事業者が会員となっている「ひがふなSHOW展街」、東船橋駅地区に強い愛着を持つ企業・個人で組織され、同局の活動を援助・応援することを目的とした「ひがふな協賛会」も事務局に入る。
「立ち上がったきっかけは、以前、駅の南口の居酒屋が『庄や』だったころ、そこで地元の経営者たちがみんなそれぞれ飲んでいた。そこでお互い顔見知りになって、みんなで何か地元を盛り上げることをやってみようよって話になったのがきっかけ」と副局長の田島基拡さん。
田島さんは「東船橋で育った子どもたちが大人になったとき『ここでおまつりがあって、楽しかったな』という思い出になれば。大人になったとき、もし東船橋を離れてしまっていても、『フェスタの時期に合わせて東船橋に帰ろう』と思ってもらえるような存在でありたい」とも話す。
これまでは飲食ができるスペースを確保していたが、今年は飲食スペースは設けていない。
開催時間は10時~16時。
関連サイト:
http://higafuna-festa.net/2022festa.html