ららぽーと近くの住宅街にカフェ「STAILE」開店準備中、3×3選手が仕掛けるアパレル×スポーツのコラボカフェ

船橋

2022/1/25


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以下は 2 年前に書かれた内容です

1/25（火）ららぽーと近くの住宅街にカフェ「STAILE」開店準備中

3×3選手が仕掛けるアパレル×スポーツのコラボカフェ

　ららぽーとtokyo-bayやビビット南船橋、浜町商店会などが集中する浜町エリアの住宅街の一角に今年1月開業を目指して内装などの準備をすすめているカフェ「STAILE」（船橋市浜町1-8-11、TEL未定）が間もなく開店することがわかった。

　同店を立ち上げるのは、ストリートバスケットボール3×3（スリーエックススリー）選手で3×3のチーム「SAKURA」オーナーの品川恭亮さん（30）と、同様に選手としても活躍している夏帆さん（27）の品川夫婦。松戸市出身の品川さん、大学卒業後は消防士として活躍。27才で退職しバスケに専念するようになったという。

　これから開店していこうと準備している同店では、スポーツとアパレルが融合する交流拠点として運営していく見込み。1月中の開店を目指して準備を進めてきたが、全国的な半導体不足を受け現在冷蔵庫の入荷待ち状態だという。

　SNSなどを活用した情報発信・ブランディングを恭亮さんが担当し、カフェ専門学校を卒業しフードコーディネーターやバリスタとしての資格も所持している夏帆さんがメニューや調理を担当する。店内は約20坪。コンクリート打ちっぱなしの土間を活かし、もともとガレージだった空間の雰囲気をそのままカフェに採り入れるという。

　3×3は一般にストリートで普及し、馴染みのあるバスケットボールの業態3on3（スリーオンスリー）から派生した競技で、国際バスケットボール連盟（FIBA）が国際競技連盟として推奨しているという。

　2020年の東京オリンピック大会では正式種目として採択されており、3on3が場所ごとのローカルルールで運営されているのに対し、3×3では全世界共通ルールで運営される。現在各国ではプロリーグも存在しているという。

　「SAKURA」は、2021年11月に所属選手4人でチーム立上げ。世界大会出場をクラブの目標に掲げ、「人々に感動を、子ども達に夢を」「人とのつながりを大切に」「3×3の普及」という3つのコンセプトに沿って運営していくという。ホームタウンを「船橋市」と沖縄県の「宜野湾市」に置き両地域でのバスケット普及やスクール運営などに力を注いでいくという。

　しかし、3×3選手だけでは生計を立てるのが困難な現状にあって、さらにコロナ禍が追い打ちをかけた。体育館利用が制限されてしまい、思うように活動できない状況などもあったがその間にアパレルブランド「STAILE」を立ち上げた。バスケットシーンだけでなく普段使いもできるスポーツカジュアルで、ECサイトを活用して販路を広げている。

　「もともと、祖父と祖母が喫茶店を開いていた場所にカフェを開業する事が出来てうれしい。カフェの専門学校に入ったのも祖父母の影響が大きいんです。健康志向でヘルシーなメニューを提供していけたらと考えています」と、夏帆さん。

　アパレルブランド「STAILE」公式ホームページ　現役プロバスケ3×3選手が夫婦で立ち上げたブランド　STAILE