船橋出身のトヨタ女子ソフト部・切石結女選手MVP受賞、市長にロス五輪への意欲語る

  2025/1/29
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1/29(水)船橋出身のトヨタソフト部・切石結女選手MVP受賞

市長にロス五輪への意欲語る

 船橋市出身のソフトボール選手・切石結女(きりいしゆめ)さんが1月28日、所属する「レッドテリアーズ」がリーグ戦を2連覇し、大会の最高殊勲選手賞に輝いたことを松戸徹市長と松本淳教育長に報告するため、船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)を訪れた。

 切石さんは夏見台小学校、船橋中学校出身。千葉経済大学附属高校卒業後、2018(平成30)年にトヨタ自動車女子ソフトボール部「レッドテリアーズ」に入部。2024年11月16、17日に開催された「ニトリJD.LEAGUE 2024 ダイヤモンドシリーズ」で、正捕手としてチームの中心で活躍し、2年連続優勝という快挙を果たした。切石さんは、決勝では2ランホームランを放つなど貢献したことから、大会の最高殊勲選手賞に輝いた。

 切石さんは「課題であったバッティングに力を入れ、それが結果につながったことはうれしい。また、昨年のイタリアでの世界選手権では、初めて正捕手として全試合出場し優勝したことで、次の五輪を目指す気持ちが強くなった。いい報告ができるようがんばりたい」と報告した。

 市長は、「先日、自治会の集まりで切石さんの話をしたら、五輪に出場したらみんなで応援するとたいへんな盛り上がりだった。ぜひ活躍してほしい」と激励の言葉を送った。

 報告会には旧知の2人が同席。船橋中学校でソフト部の顧問をしていた田淵香織さんは「中学時代は身体が大きく、県で一番肩が強くて群を抜いて目立っていた。切石さんの活躍は私の自慢の一つ」と話し、千葉経済大学付属高校時代にチームメイトだった上村美波さんは「グランドではスター性が輝く選手で、プライベートでは気さくで人間味のある人。ケガなく活躍してほしい」と話した。

 高校時代に話が及ぶと「濃くて深い時間だった。エラーすると走らされ謝りに行くのだが私は謝らなかった。あの反抗心が今の私を作っていると思う」と切石さんは話し、終始笑いの絶えない会談となった。

 「シーズンオフには愛知県の小学校で投げ方教室をしている。ソフトボールの魅力を知ってもらえたらうれしい。次の目標はトヨタ自動車の3連覇と2028年のロサンゼルスオリンピックの出場。『打てるキャッチャー』をめざして配球の技術を磨いていく」と意欲を話した。

  • 中学時代の顧問と高校時代のチームメイトと切石さん

  • ロス五輪に向けて意欲を見せる切石さん

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