御滝中学校区で2回目となる防災訓練、滝中避難所運営協議会と青少年の環境を良くする市民の会が共催で

  2025/2/16
シェア ポスト 送る

2/16(日)御滝中学校区で2回目となる防災訓練

御滝中学校避難所運営協議会と青少年の環境を良くする市民の会が共催で

 二和小学校(船橋市二和東1-9-11)で2月16日、御滝中学校避難所運営協議会と御滝中学校青少年の環境を良くする市民の会の共催で2回目となる「御滝中学校区防災訓練」が行われ、約60人の地域住民が参加した。

 御滝中学校避難所運営協議会は2012(平成24)年11月に設立され、これまで自治会連合会、町会自治会、学校関係者などとの意見交換会を行うなどしてきた。昨年から「御滝中学校青少年の環境を良くする市民の会」と共に防災訓練という形で実施し、いざという時に何も考えずとも自然と行動できるよう、また、こうした場を設けることでお互いが顔見知りになるようにと今年も防災訓練を実施した。

 会場は御滝中学校学区内にある二和小学校。はじめに、船橋市危機管理課の三塚管理監から「地域防災」についての講演があり、三塚管理監は、「市の防災の取り組みとしては、住民のみなさんには『自らの命は自らが守る』という意識を持って持つのが大事。行政は、住民が適切な避難行動がとれるよう全力で支援はする。でも命を守るのは自分だと思っておいていただかないと」と呼び掛けた。

 「自ら生き抜くためには、行政が用意しているデジタルハザードマップなどで知識を蓄えることも大事。備蓄の準備や防災訓練、家族とのマイタイムラインの共有も必要。あとは避難所ではなくてなるべく過ごしやすい自宅で過ごせるように、自宅の減災対策をしっかりしておき『自宅で生き抜く』という意識も大事」とも話した。

 「船橋市はまだ地震で大きな被害が出ていない地域ともあって、まだまだ防災意識が低い人が多い街だと感じている」とも続け、「自然が相手。南海トラフ地震や首都圏直下型地震といった大きな地震はこれから先に必ず来る。しっかりと備えて欲しい」と話し、三塚さんが「船橋市地区別防災カルテ」で高根・金杉地区や二和地区のカルテを映し出すと、参加者は興味深そうにカルテの内容を見ていた。

 会場を二和小学校にした理由の一つが、同校内に「防災井戸」があること。井戸は平時は鍵がついたフェンスの中にあるため、井戸を必要とする有事の際は、鍵を持った職員に鍵を開けてもらうことが必要となる。その練習も兼ねて、実際に井戸を囲う鍵を開けるところから行い、二和小の校長も参加して井戸から水を組み上げるまでを行った。

 そのほか、船橋市女性消防団の協力を得て、AEDの使い方のレクチャーや、人形を使っての胸骨圧迫の練習も行われた。

 最後には、各学校や公民館に設置している「受水槽」が、いざという時にどのように機能するかの説明を船橋市危機管理課が行ったほか、御滝中学校避難所運営協議会は、御滝中学校おやじの会からカセットコンロで稼働する発電機を2台持参。1台の出力が900Wのため、2台をつないで1000W以上の電力をどう出すかという展示も行われた。

 「この地域には井戸がある家も多く、実際に家庭用井戸の揚水モーターを稼働するには、通常1000W以上の電源が必要となる。その練習も兼ねて、2台つないだ展示をした」と担当者は話した。

 御滝中学校避難所運営協議会会長・宇積廣貢さんは「訓練というのは、何も考えなくても勝手に体が動くようになるまでやらないと意味がない。そうできるようになるまで毎年やりたい」と今後の抱負を話した。

  • 講演を行った市危機管理課・三塚管理監

  • 二和小の体育館を会場に行われた

  • カセットコンロで発電する発電機の使い方をレクチャー

  • 胸骨圧迫の仕方とAEDの使い方を説明する船橋市女性消防団

MyFunaねっと
MyFunaねっと
千葉県船橋市に特化した情報を発信するタウン誌「ふなばし再発見!!マガジンMyFuna」編集部が運営するローカルニュース「MyFunaねっと」の情報を掲...
プロフィールや他の投稿を見る

シェア ポスト 送る