
船橋の小説家・森沢明夫さんが「未来の船橋フェスティバル」で講演、キッズ職業体験も
5/18(日)船橋駅北口エリアで「未来の船橋フェスティバル」
キッズ職業体験や船橋出身&在住の小説家・森沢明夫さんの講演も
船橋駅北口エリア(船橋市本町7付近)で5月17日、小説家・森沢明夫さんによる講演会やキッズ職業体験、クラフトビールの試飲イベントから成る「未来の船橋フェスティバル」が開催された。
会場は船橋情報ビジネス専門学校、天沼弁天池公園、おまつり広場(船橋駅北口ペデストリアンデッキ)の予定だったが、同日は暴風雨の予報が出ていたため、規模を縮小しての開催となった。主催はふなばし街づくりプロジェクト。
船橋情報ビジネス専門学校を会場とし、午前中は小説家・森沢明夫さんによる講演会が行われ、約60人が集まった。森沢さんは葛飾小学校・葛飾中学校を卒業。代表作に映画化された『おいしくて泣くとき』(主演:なにわ男子・長尾謙杜、當真あみ)や『夏美のホタル』(主演:有村架純)、『虹の岬の喫茶店』(主演:吉永小百合、阿部寛、竹内結子、笑福亭鶴瓶)などがある。森沢さんのエッセイ『あおぞらビール』はNHKで連続ドラマ化され、今年6月16日より放送予定。
そんな森沢さんはまさに「夢を実現する」小説家であることから、テーマとして「ハッピーな人生の描き方」を軸に講演会が行われた。講演会には小学生の参加もあり、時に森沢さんと小学生が会話をしながら進めるシーンも。
「夢」へ意識を向ける時間をなるべく多く持つほど、実現に向けて脳が動くことなども話され、そのために、森沢さんがおすすめする表の書き方なども伝えられた。
キッズ職業体験では千葉県警察(船橋署、東船橋署)、サンホテル船橋、船橋情報ビジネス専⾨学校、リニエ「訪問看護ステーション船橋」、パール⼩児⻭科医院、Taebis、「マルバサッカースクール 新船橋校」によるブースが設けられ、70人を超える参加者があったという。
千葉県警のブースでは、鑑識の方法なども伝授され、大人からも時折「おぉ」といった驚きの声が上がっていた。
天沼公園では、クラフトビール「あおぞらビール」の試飲ブースや地元飲食店、マルシェ出店が並び、ジャズや金管アンサンブルによるステージ演奏も行われた。12時には、講演を終えた森沢さんにより「乾杯セレモニー」も行われた。
実行委員長の山崎健太朗さんは「天気はあいにくだったが、2年前から準備してきたあおぞらビールで森沢さんと出店者、参加者の皆で乾杯することが出来て良かった」。雨の中出店していたハンドメイド作家は、「天気は残念だったけれど、出店者仲間と交流できる時間も取れたし、楽しかった」と終了時に笑顔を見せた。
30日には「あおぞらビール」の開栓式がサッポロビール千葉ビール園で開催される。参加受付は公式HPから。