
船橋市地方卸売市場で恒例の夏祭り カニやメロンなどが当たる大抽選会
9/4(木)船橋市地方卸売市場で恒例の夏祭り
カニやメロンなどが当たる大抽選会や模擬せりも盛り上がる
船橋市地方卸売市場(船橋市市場1-8-1)で8月30日、市場関係者が主となって開催する恒例の夏祭りが開催され、多くの市民が訪れた。
同夏祭りは地域住民との交流を目的に20年以上続けており、恒例行事として定着している。
メイン会場は正門入口を入ってすぐ右手にある「青果物配送センター」。同所にはイカ焼きやかき氷、駄菓子やおもちゃがあたる「市場くじ」などの模擬店が多数並び、さらにやぐらステージでは地域団体によるフラダンスの発表、市内在住アーティスト・横洲かおるさんによるライブや盆踊りも行われた。
青果売り場の一部も祭り会場となり、取り扱っている果物を特価で販売する店、イカ焼き、子どもむけの射的コーナー、千葉県産クラフトビールを販売するブースなど多彩な店が並び、レジャーシートを広げて過ごす来場者も多かった。
祭りは17時から開始だったが、17時30分から「無料福引券」の配布があったため、16時台には抽選券に並ぶ人の姿もあった。配布が始まると福引券はあっと言う間になくなってしまったという。
19時から始まった盆踊りでは、子どもから高齢者まで輪をつくり踊った。一番の盛り上がりを見せたのは「模擬せり」。市場関係者が軽快なトークで会場を盛り上げ、果物などの「模擬せり」にかかった商品を来場者がアピールすることで手に入れるというもの。会場では大人も子どもも大声をあげて模擬せりに参加していた。
同まつりの最後の目玉イベントが「福引抽選会」。市場関係者から集まったタラバガニや海苔、松茸、メロン、梨など、さまざまな食材が当たる抽選会に、番号が読み上げられる度に参加者は一喜一憂していた。今年初めて並んで福引抽選券を手に入れたという市内在住の女性参加者は「当たらなくて残念だったけど最後まで楽しかった」と会場を後にした。