エールきたなら商店会で「きたならフェスタ」 子どもから高齢者まで笑顔に
11/2(日)エールきたなら商店会で「きたならフェスタ」
子どもから高齢者まで笑顔に
船橋市のエール北習商店街(船橋市習志野台2-5-18付近)で10月26日、「第5回きたならフェスタ」が開催された。
主催は公益社団法人船橋法人会北習高根支部で、世代間交流と地域活性化を目的としたイベントとなっている。
当日は雨模様の影響もあったが、会場には家族連れや高齢者の姿が多く見られ、地域住民が世代を超えてふれあう姿が印象的だった。
会場では商店会や周辺企業の模擬店出店のほか、キッズダンスや市民サークルによるバンドなどのステージパフォーマンスが行われ多くの来場者を集めた。
ステージでは大道芸、和太鼓演奏、ジャグリング、バルーンアート、バンド演奏などが披露され、子どもたちが歓声を上げる場面もあった。
参加者同士の出会いも多く、ある出演者は「今回のイベントで初めて会った方が多く、新たなつながりができた」と話していた。
開催地のエール北習商店街は近年、高齢化が進む一方で、新たなマンション建設に伴う若年層の流入も始まっており、地域の再活性化が期待されている。
主催者の一人は「こうしたイベントを通じて住民同士の接点を増やし、また来たくなる街にしていきたい」と意気込む。
イベントの運営には地域商店会や地元住民の協力が不可欠で、「うちの店には関係ない」といった声があった過去もあるという。それでも、回を重ねる中で協力の輪が広がりつつある。
変化の中心にいるのは法人会北習高根支部所属の30~40代を中心にした若手経営者「ニューリーダーズ」。個人経営の店舗や市民団体への接触を丁寧に行い今回の規模感までのイベントに成長させた。
「子どもとお年寄りが一緒になって笑顔になれるイベントが地域にあるのは本当にうれしい」と主催者の一人・藤原さん。「やった甲斐があった」(実行委員長の岩井さん)と語る通り、訪れた人々の表情には満足感がにじんでいた。
開催時間は10時30分~17時。参加費無料。










