前原に一時預かり保育施設「prayers(プレイヤーズ)」 子育て中のママ・パパの心に寄り添う場所に
11/2(日)前原に一時預かり保育施設「prayers(プレイヤーズ)」
子育て中のママ・パパの心に寄り添う場所に
京成松戸線・前原駅から徒歩5分、住宅街の一角に一時預かり保育施設「prayers(プレイヤーズ)」(船橋市前原東4-4-2)が10月23日にオープンした。
運営者は、保育士歴10年の石橋優望(ゆみ)さん(30)。石橋さんは千葉県旭市出身で、これまで船橋市や千葉市、浦安市など6カ所の保育施設で経験を積んできた現役保育士。
施設名の「prayers」は「祈り」に由来する言葉。好きな歌の歌詞にある「pray」から名づけたという。「この場所で過ごしたママが、家に帰って子どもに温かい気持ちで向き合えますように」という願いが込められている。石橋さんは「育児は頑張ることが当たり前と思われがちですが、少し休むことも大切。気軽に頼ってもらえたら」と話す。
2LDK一軒家の1階を使ったアットホームな空間は、白を基調とし、子どもにとって程よい刺激になる程度にと、淡いピンクの壁紙をアクセントにしている。部屋にはブロックや絵本、ぬいぐるみが並び、部屋のコンセントにはカバーがかけられていたり、ベビーゲートで入れる場所を仕切るなど安全対策も施している。
石橋さんは「保育園では時間に追われて、子どものやりたいことを途中で止めなければならないこともあった。ここでは好きな遊びを思いきり楽しんでほしい」と話す。以前もらった保護者の手紙に「先生と接しているうちに、育児を難しく考えなくてもいいと思えた」と書かれていたことが、独立の背中を押したという。
現時点での利用対象は満1歳〜就学前で、料金は3歳未満は1時間1,800円、3歳以上は1時間1,500円。土日祝の利用も可能で、最大3人まで同時預かりに対応している。予約は公式LINEから行い、登録料や事前面接は不要。急な仕事の際にも対応してもらえるほか、「あえて、預かる理由を聞いたりはしません」と石橋さん。千葉県外からの利用もできるほか、療育に通っている子なども柔軟に受け入れている。
「一時預かりは、ママが休むための保育でももちろんいい。ママが笑顔なら、子どももきっと安心できるはず」と石橋さんは目を細めた。
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