日本遺産の北総4都市連携「ヨントシー」クラフトビール披露 神崎町・酒蔵まつりで地域資源を可視化

  2026/3/15
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 神崎町で3月15日に開催された「第28回発酵の里こうざき酒蔵まつり」で、日本遺産「北総四都市江戸紀行」に関連する佐倉市・成田市・香取市(佐原)・銚子市の民間事業者による広域連携プロジェクト「ヨントシー(YONTO-C)」が神崎寺に出店し、4都市の個性を生かしたクラフトビールの販売を行った。
 
 同まつりの会場は鍋店神崎酒造蔵、寺田本家周辺を中心に設けられ、発酵食品や酒蔵見学、アーティストよるライブなど多彩な企画が並んだ。

 同まつりは神崎町中心部で毎年開かれる発酵文化のイベントで、鍋店神崎酒造蔵と寺田本家の2つの酒蔵を中心に、発酵食品の販売や飲食ブース、ライブステージなどが展開される。

 毎回5万人とも6万人ともいわれる来場者が町内外から訪れ、発酵食品や地酒を楽しみながら歩行者天国になった町に出店する模擬店を回遊する企画。

 ヨントシーは、日本遺産「北総四都市江戸紀行」を共有する4都市の民間事業者が連携して進めるプロジェクト。北総地域に点在する観光資源や文化資産を可視化し、横断的につなぐことで広域的な周遊を促し、新たな地域価値を生み出すことを目的としている。行政の枠組みにとらわれない民間主導の連携として活動している点も特徴だ。

 プロジェクトには、佐倉市の「セブンリップルス」、成田市の「Orange株式会社」、香取市の「株式会社スイゴウナウ」、銚子市の「AREYOUGOING株式会社」が参加。

 今回の酒蔵まつりでは「見える化第1弾」として、各都市の風土を反映したクラフトビールを紹介した。銚子市は、銚子チアーズのクラフトビールが出店。同社イベントチームの飯田泉さんがサーブを担当した。

 香取市の越湖麻依子さんによると、北総地域では観光客の滞在時間が短いことが課題となっており、日本遺産のストーリーを活用した広域観光の仕組みづくりが求められているという。
 
 4都市の観光資源や店舗、農産物などの情報を整理し、モデルコースや商品開発などにつなげる構想も進めている。

 さらに「北総には魅力的な文化や資源が点在しているが、互いにつながって見えていない部分も多い。まずは地域の価値を見える化し、4都市を一つのストーリーとして発信していきたい」と越湖さん。
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