旭市に人とのかかわりを大切にした情報誌「TODAY」、編集者の三川さんを訪問してきた。

  2022/3/28
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九十九里沿岸の町「旭市」のいまと今日からの未来を伝えようと人にフォーカスしたタウン誌「TODAY」が創刊、編集責任者で旭市出身・在住の三川美佳さんに話を伺った。

NPO法人みらいファームの三川さん

三川さんは、旭市出身。2人目の子どもを授かり、産休に入ったタイミングで「子ども達の為にできる事は何か」と考え、自分が大好きな旭市の今を残すとともに、将来の事を考えていくきっかけになる雑誌を作りたいと「TODAY」創刊を決意したという。

同紙は、A4サイズのフルカラー、表紙含め16ページ。2022年2月1日に発行した創刊準備号は200部作成。今後は、年4回(4月、7月、10月、1月)の発行を予定し、次号は7月発行を予定している。想定している読者は、旭市に住む人たち全員が対象。

三川さん自身が子育て中ということもあって特に子育て世帯へ向けた情報が中心となるが、旭市を取り上げていく中で農業や街づくりに関する取材が増えることが予想される。当然、農業従事者や街づくりに関わる高齢者、食に関する専門家などと関わる事が想定されており、旭市内に住む住民すべてにとって有益な情報を提供していこうという狙いだ。

創刊準備号は、三川さんが取材訪問時に「こういうものを作りたい」と見せる目的で制作されている為、三川さんの運営するNPOの活動内容やその活動への思い、今後旭市の農業を取材していこうと考えている理由や旭市の農産物・農業についての紹介、旭市での子育てについてなどを盛り込んだ。また、巻末では「一緒にタウン誌を編集してくれるメンバー」募集も行っている。

旭市で活動する三川さん

三川さんが運営するNPO法人みらいファームでは、「みんなの居場所づくり」を街づくりと絡めた活動を行っている。人が集える場所、活躍できる場所、特技を生かせる場所、アイディアを形にする場所、助け合える場所…そうしたものを旭市の人たちを作っていくために法人を設立したのだ。

みらいファームでは、生産者の協力でフードロス削減に向けた「おすそわけ食堂」、年代別のワークショップや地域活動に参加する機会を増やす「りとるすてっぷ」、年配者の持つ知識や経験に裏打ちされた特産品作り「繋がる手しごと」、子ども達の居場所マップ「あさひのおうち」作成や、助け合う仕組み作り「otagaisamaプロジェクト」や行きつけの田舎を目指した「ぼくの夏休みプロジェクト」など数々の活動を手掛けている。

旭市で育った子どもたちが旭市の中で仕事を見つけ、旭市の中でやってみたい事を実現できる社会を作る為に「循環と繋がり」を大切にしていこうと各種のつながりを作る活動を手掛けている。

創刊準備号の編集にかかるようになり子育ての傍ら、毎日旭市内を駆け回り、人に会い、取材をしているという。年齢、分野、立場を超えそれぞれの人たちと共に旭市の未来の姿を考えていくタウン誌にしていきたいと誌面の中でも意気込みを語っている。

三川さんと田島さん(写真右)

今回、三川さんを繋いでくれたのは長南町で地域おこし協力隊を務めている田島幸子さん。彼女は、元旭市役所の職員で、旭市の農業を中心に人に会い、じっくりと話を聞き、人と人とをつないでいる人物だ。

現在は、長南町でも同様の活動を続け「さっちゃんさとやま通信」と題した記事を「広報ちょうなん」に掲載している。

広報ちょうなん 地域おこし協力隊田島幸子こと さっちゃん里山通信

https://mykoho.jp/article/%E5%8D%83%E8%91%89%E7%9C%8C%E9%95%B7%E5%8D%97%E7%94%BA/%E5%BA%83%E5%A0%B1%E3%81%A1%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%93-%E4%BB%A4%E5%92%8C3%E5%B9%B411%E6%9C%88%E5%8F%B7/%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%81%8A%E3%81%93%E3%81%97%E5%8D%94%E5%8A%9B%E9%9A%8A%E7%94%B0%E5%B3%B6%E5%B9%B8%E5%AD%90%E3%81%93%E3%81%A8-%E3%81%95%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E9%87%8C%E5%B1%B1%E9%80%9A/

FlavorsCafe(千葉県旭市)

今回取材で利用させて頂いたFlavorsCafeは、千葉県旭市飯岡にある。店舗の入り口前に駐車場スペースを確保、入口側には大きな窓がとられており、明るい日差しがはいってくる。清潔感のある白い壁とスタイリッシュな調度品が洗練された印象を与える。

メニューもドリンクメニューからフードメニューまで充実のラインナップ。コーヒーもドリップコーヒー(400円)だけでなくエスプレッソをベースにしたカプチーノ(450円)、カフェラテ(450円)、カフェモカ(500円)、キャラメルラテ(500円)などを用意。フラッペやパフェもラインナップされている。

フードメニューも、ハンバーガー(850円~)、オムレツ(830円~)、ハンバーグ(950円~)、カレー(830円~)など幅広い。

今回は、取材前にハンバーガーとコーラを注文。

ドリンクはこんな感じ

店名:FlavorsCafe(フレーバーズカフェ)
住所:千葉県旭市飯岡2221-1
TEL:0479-57-5175
営業時間:11時~17時半
定休日:水曜日
駐車場:店前に多数
店舗情報:https://tabelog.com/chiba/A1205/A120502/12031441/

主婦と高齢者で千葉を編集する
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2009年、千葉県船橋市でタウン誌「ふなばし再発見!!マガジンMyFuna」創刊、同時にローカルニュース「MyFunaねっと」配信開始。その後、2011年にみ...
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