西海神小学校おやじの会「めだかの会」が20周年、「発足20周年記念誌」の発行を市長・教育長に報告へ

  2022/4/15
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4/15(金)西海神小学校おやじの会「めだかの会」が20周年

「発足20周年記念誌」の発行を市長・教育長に報告へ

 西海神小学校に通う子どもを持つお父さんたちで組織されている「めだかの会」が結成20周年を迎え、これまでの活動を綴った「発足20周年記念誌」を発行、松戸徹市長や松本文化教育長へ報告する為にメンバーが4月12日、船橋市役所を訪問した。

 記念誌は、A4サイズのフルカラー、表紙・裏表紙含め64ページ。同会は、他小学校で活性化しているおやじの会の活動内容を聞きつけ、「子どもの成長に関わり、子どもたちと遊ぶお父さんの会を作ろう」と、保護者の声が高まり当時PTA会長だった堀正幸さんが呼びかけ2001年に発足した。設立当初は5人の幹事、17人の会員だったという。

 現在の会員数は、約60人。新入学のタイミングに合わせて毎年10人前後が入会するという。子どもの卒業と同時に会員たちも同会を卒業、OBとして関わったり、以後は地域の青年会に所属し地域とのつながりは継続していくという。

 会の名称は、校歌の一節にある「めだかも並んで泳いでいる」という部分から引用されたという。また、活動後しばらくして生まれた公認キャラクター「めだかおやじ」の誕生秘話、20年間行ってきた過去の事業についても記念誌では詳しく紹介している。年1回学校内で配布している会報誌「めだか通信」についてもこれまでの全号を掲載している。

 この日は、記念誌の完成を報告するとともに松戸市長、松本教育長に冊子を手渡し、活動の振り返りやコロナ禍における活動など近況報告を行った。

 「お母さんたちはPTAで学校とつながりがある事が多い。お父さんが関わってくれていると心強い。親が地域と関わっているとその地域の子ども達も変わってくる。素晴らしい活動です」と、冊子を手に取りながら松戸市長。「こんなに立派な冊子を残してくれたら船橋市にとっても貴重な資料になる」とも。

 また、「これだけ地域でやって頂けると学校側も助かる。代々、西海神小学校に赴任した校長先生たちも『西海神小学校に赴任できてよかった』と思っていらっしゃるのではないかと思います」と、松本教育長もコメント。

 交通の利便性、東京からの距離などの理由で金融機関や商社などの社宅・寮として活用され、東京のベッドタウンとして人口流入・発展してきた船橋市内の西部地域。「めだかの会がなければ家と会社の往復で終わっていた。会のおかげで地域デビューする事が出来た」と、メンバーたちは振り返る。学校とのかかわりが地域活動の入口として機能しているようだ。

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