千葉駅西口に「ニシノクチ」、県内で活躍する経営者・街づくりのプレイヤーの拠点として
再開発の進む千葉駅西口に県内で活躍する経営者や街づくりのプレイヤーを対象とした会員制のシェアオフィス「ニシノクチLiving」が5月1日開業し、同6日にはオープニングレセプションも実施する。
「ニシノクチ」を中心となって運営するのはセンリーフ合同会社。同法人は、市川市で「NPOフリースタイル市川」を主宰する一級建築士の野口淳さんと、市原市でコワーキングスペース「co-saten」を運営する小川起生さんが中心となって運営している法人。
千葉駅に直結した「ニシノクチLiving」は、「センリーフ」がビルオーナーから受託しているビルの遊休スペース運営をベースに「千葉駅西口」のエリアマネジメント事業までを主体となって運営していくメンバーの拠点として活用を考えているのだ。
https://www.nishinokuchi.com
千葉駅西口は駅への入口として、足早に通り過ぎるか、 便利でスピーディーに消費する場所としての価値が求められていました。
ニシノクチは、そこに手作りな「丁寧な暮らし」の価値を加えて、 集まった仲間で「好き」を体現して作り上げていく、新しい場所です。
ただ通り過ぎるだけの、誰かのものだった場所(Place)を 新しい日常を過ごす、自分たちの居場所(Home)へ(ニシノクチHPから抜粋)
以前、農家直送の新鮮&こだわり農産物の販売をうたった「AGREEN」が入居していた店舗の3階部分だけをリフォームして5月1日に開設した。3階にある「ニシノクチLiving」スペースは約11坪、全14席。シンクとカウンターが配備されており、会議用のデスクや打ち合わせなどに利用できるソファー席なども用意されている。以前は3階と4階の2フロアで営業していた「AGREEN」店舗、4階部分はビア酒場「バブルス」が店舗として入居した。
野口さんによると、店舗入口のカウンタースペースにメンバーの事業紹介するパンフレットなどを配架・展示するスペースを用意。来訪者にとっては、千葉県内各所の情報を収集する事ができる拠点として、メンバーサイドからは情報発信の場として活用していく予定だ。
メンバー登録するためには、面接を受け
また、同スペースではメンバー主催のイベントなども随時開催していくという。メンバーそれぞれの事業や特技をいかしたイベントや交流会、勉強会なども行い地域の住民や近隣施設の入居企業などとの連携も視野に入れているという。メンバーが事業を企画する場合の利用料金は無料。
そのほか、メンバーにはビル内遊休スペースでの出店割引というメリットもあり、ビル内スペースで常設出店している事業者は早くもメンバーに名乗りをあげているという。
さらに、同ビル5階にも未活用のスペースがあり、こちらのスペースでもオフィスワークが可能になるスペースとして開放していく予定だという。メンバー登録は、月額9900円(年契約11万8800円)。
野口さんと小川さんはそれぞれが地元で培ってきた経験を活かし、千葉駅周辺でも周辺事業者と連携をとりながらシティプロデュースにも関わっていく予定だという。
施設名:ニシノクチLiving
住所:千葉市中央区新千葉1-4-2ウエストリオ2-3階
営業時間:不明
TEL:不明
定休日:不明
駐車場:近隣に有料駐車場多数、千葉駅直結