船橋出身の俳優が地元を舞台にした映画「ファーストミッション」が池袋で再上映、船橋市内ロケ地をめぐるスタンプラリーも実施
5/28(土)船橋出身の俳優が地元を舞台にした映画「ファーストミッション」が池袋で再上映
船橋市内ロケ地をめぐるスタンプラリーも実施
船橋出身・在住のアクション俳優HAYATEさんが主演・脚本を書き、総合監督を務めた映画「ファーストミッション」が5月27日から池袋の映画館「池袋HUMAXシネマズ」(東京都豊島区東池袋)で再上映されている。
同映画の監督も務めるHAYATEさんは船橋小学校、船橋中学校の卒業生。15歳で古流空手に入門し、免許皆伝を受け、道場の指導者を任されるまでになった。その後、パルクール競技者などを経て俳優デビュー。俳優活動と並行してパルクールを使った縦横無尽な空間アクション演出などでアクション映画界でその存在感を強めてきた。
今回の映画はコロナ禍において仕事が激減するなか、「本当に撮りたかったアクション映画を撮る」というかねてからの夢を実現させるべく、業界の仲間に声をかけ撮影チームと役者を揃え、クラウドファンディングを実施。最低限の予算を確保し、撮影に挑んだ作品。
作品は脳卒中サバイバーをテーマに、ハンデがある人もない人も活躍できる場があることを伝える作品となっている。実際にキャストやスタッフにも障がいを持つ人が複数人参加して挑んだ。
撮影場所は、現在はHAYATEさんの同級生が営む市内老舗和菓子店「廣瀬直船堂」(本町3)をはじめ、船橋港親水公園など、すべて船橋市内で撮影した。
そのため劇場で販売するパンフレット内には「船橋自慢のお店ご紹介」というページを設け、各店のスタンプを集めて「廣瀬直船堂」に持っていくと特典がもらえるというスタンプラリーも実施している。「都内からスタンプラリーにいらしてくださった方もいましたよ」と廣瀬直船堂の店主は話す。
「すべてがメイドイン船橋なんですよ。そして船橋の活性化にもつながれば」とHAYATEさん。「映画館を元気にするという目的もあって、基本的には映画館での上映で展開しています。今は池袋HUMAXさんだけでの上映ではありますが、たくさんの人に見ていただいて、船橋でも上映できれば。映画を見るクオリティを保つことができ、市内で上映できる場所があればぜひ検討したい」とも続けた。
池袋HUMAXでの上映は6月2日まで。