市役所や保健センターで動物愛護週間に合わせたパネル展、災害時のペットの備えを分かりやすく
9/17(金)市役所や保健センターで動物愛護週間に合わせたパネル展
災害時のペットの備えを分かりやすく
動物愛護週間に合わせたパネル展示が、船橋市役所1階(船橋市湊町2-10-25)では27日まで、保健福祉センター1階(船橋市北本町1-16-55)及び船橋中央図書館2階(船橋市本町4-38-28ライブ2000)では30日まで開催している。
動物愛護管理法では、国民の間に広く動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深めるため、9月20日から26日を動物愛護週間と定めている。
船橋市役所での展示は京葉地域獣医師会主催、保健福祉センターと中央図書館での展示は船橋市動物愛護指導センター(船橋市潮見町32-2)主催。
市役所1階での展示は、「いぬと、ねこと、わたしの防災 いっしょに逃げてもいいのかな?展」をテーマに、災害発生から3日間の行動シミュレーションを記したパネルや、避難所でのペットの生活空間の例などを展示。「ペットは飼い主にとっては家族なので、ペットを飼っている人も飼っていない人もお互いの気持ちを共有して、日常からどういうことができるのかをともに考えるきっかけになれば」と京葉地域獣医師会会長の桑島智さん。
保健センターと中央図書館では、「人とペットの災害対策パネル展」をテーマとして、日頃から備えておくべきしつけや健康管理、備蓄品などが具体的に書かれたパネルを展示。また、ペットを飼う際に考えるべき命を預かる責任、社会に対する責任などについて知らせるパネルも。そのほか、動物愛護指導センターで保護されていた犬や猫の新しい飼い主によるメッセージが、写真と一緒に紹介されている。
中央図書館では、パネル展示とともに、動物に関する書籍も紹介されている。動物愛護指導センターの田中梓さんは「災害時に備えて日頃からきちんと考えておくことが大切。冊子も用意しているので、参考にしてほしいです」と話した。