地域の魅力がカプセルトイに「街ガチャ in 船橋」第1弾、市内21カ所で10月1日からスタート
9/22(水)地域の魅力がカプセルトイに「街ガチャ in 船橋」第1弾
市内21カ所で10月1日からスタート
船橋市観光協会と日本ガチャガチャ教会の共催事業「街ガチャ in 船橋」プロジェクトが10月1日、市内21カ所で「街ガチャ」の販売をスタートする。
同プロジェクトは、「カプセルトイで街を元気に! ジモト愛をガチャに込めて、街を盛り上げるプロジェクト」として、船橋在住のイラストレーターが描き下ろした船橋の名所など10カ所のイラストをアクリルキーホルダーにしている。「Techガチャ研究所」の協力でキャッシュレス決済のガチャガチャ「ピピットガチャ」として展開する。
プロジェクトリーダーの「日本ガチャガチャ教会」代表小野尾勝彦さん、機器の手配や商品モチーフの選定・制作に関わった「Techガチャ研究所」の坂本慶一さん、イラストレーターで今回のイラスト制作やイラストレーターの選抜・ディレクションを担当した本間泰雄さん、イラストモチーフの選定から機器設置場所の調整などを担当した船橋観光協会事務局長の栗田文彦さんの4人が主なメンバー。全員、船橋に関わりのある人物となる。
栗田さんは「このガチャガチャは2つの特徴があります。一つはどのキーホルダーのモチーフも、船橋ゆかりのイラストレーター4人が描いているということ、もう一つはキャッシュレス決済であるということです」と話す。さらに、コロナ禍でコインや人との接触を避けるという意味で、今求められているシステムであることを伝える。
小野尾さんは、「タカラトミー」で28年ガチャガチャの事業に携わってきた。その後独立し、2年前に「日本ガチャガチャ教会」を立ち上げている。本事業は、製造・販売元の「あミューズ」(本社:愛知県刈谷市)から小野尾さんに話があったことが発端だという。「以前から船橋をガチャガチャで盛り上げられないか、と思っていたんです。購入して船橋愛を育んでいただき、他市の人に自慢してもらえたら」とあいさつした。
ガチャガチャは1965年にアメリカから導入され、その後日本で独自に進化。1983年に「キン肉マン」消しゴム、1995年に「ウルトラマン」などのフルカラーフィギュア、2012年に「コップのフチ子ちゃん」でガチャガチャのブームがあり、今回は第4次ブームにあるという。
第1弾のラインナップとイラストモチーフを描いた市内在住イラストレーターは次の通り。全10種(1回300円)。船橋大神宮灯明台、森田呉服店、廣瀬直船堂、鷹匠橋、喫茶モナリザの5点は本間泰雄さんが担当。西船名物・小松菜ハイボール、さざんかさっちゃんは小倉正巳さんのイラスト。ふなばしアンデルセン公園、飛ノ台史跡公園博物館は中村頼子さんが、割烹旅館玉川は浜田琴さんが担当した。
同ガチャの設置場所は以下の通り(21カ所):船橋市観光協会(ららぽーとTOKYO‐BAY西館1階)、ふなばし三番瀬海浜公園(環境学習館)、ふなばしアンデルセン公園(にじの池前ワンパクショップ)、森田呉服店、廣瀬直船堂、市場カフェ、農産物直売所ふなっこ畑、芝山団地商店街(アーノルド・フジ・タカムラ)、ふなばしメグスパ、イオンモール船橋店(2階インフォメーション前)、デイリーヤマザキ船橋市役所店・東葉北習志野店、ファミリーマート船橋坪井町店・船橋飯山満町二丁目店・船橋古和釜店・原木中山駅北店・船橋実籾街道店・船橋三山八丁目店、東武百貨店船橋店(7階レストラン街)、北図書館出張所、セブンイレブン船橋駅南口店。
機器はいずれも「ピピットガチャ」を使用。各種QRコード決済に対応(LINE Pay、PayPay、楽天Pay、dPOINT、WeChatPay、ALIPAYなど)し、コインの対応はない。使用カプセルは環境に配慮し、土にかえる生分解性プラスチックを使っている。
問い合わせは船橋市観光協会(TEL 047-404-2215)まで。