津田沼駅北口を会場にプロジェクションマッピング、2023年2月閉店の津田沼パルコの壁を使って
12/3(土)津田沼駅北口を会場にプロジェクションマッピング
2023年2月閉店の津田沼パルコの壁を使って
JR津田沼駅北口ペデストリアンデッキ特設エリアで12月2日・3日の2日間、「津田沼プロジェクションマッピング」が上映されるにあたり、12月2日、初日の投影が終了した。
同企画の主催は津田沼駅北口街づくり協議会プロジェクションマッピング実行委員会。習志野市、船橋市、それぞれの商店会や商工会議所、鉄道会社、大型商業施設、教育施設、地域団体などが協力し、「ALL津田沼」として開催した。
「子どもたちや多くの人たちに思い出を作ってほしい」「変化し続ける津田沼を感じてもらい、子どもたちが40年後、50年後も記憶に残るイベントにしたいとの思いが込められています」と話すのは、船橋市前原商店会会長でもあり津田沼プロジェクションマッピング実行委員長の大塚智明さん。
観覧会場はJR津田沼駅北口にあるペデストリアンデッキ。プロジェクションマッピングは、2023年2月末に閉店する津田沼パルコA館の壁面全体に投影された。テーマは「~TSUMUGUツムグ-TSUNAGUツナグ-TSUDANUMAツダヌマ~」。
初回投影の18時前から多くの人が集まり、一時期は改札付近にまで人の列が及んだという。投影は18時の初回を皮切りに15分おきに開催。会場を包むサウンドと、今までこの場で目にしたことのない光景に、多くの人が足を止め、プロジェクションマッピングを観覧した。初回投影時には習志野市長も挨拶に訪れた。
プロジェクションマッピングは5分間の内容で、20時45分まで15分おき、1日に合計30回、同じものを投影する。タイムマシーンが壁を突き破って飛び出し、津田沼の過去、現在未来の津田沼を駆け巡る様子が映し出されたほか、津田沼パルコA館の壁面が崩れるような描写なども映し出され、見る人を驚かせた。
そのうち「未来」の映像と最後に出る協賛広告の映像制作は、千葉工業大学(習志野市津田沼)のデザイン科学科の学生が担当した。また、本編の間には船橋東警察署から「STOP!電話de詐欺」や飲酒運転撲滅を呼びかける映像もプロジェクションマッピングとして投影された。
初日開催を終え、大塚さんは「『ALL津田沼』で無事に開催でき、たくさんの人に見に来ていただけてよかったです。万が一を考えて、直前で警備員の数を予定より倍に増やした。警察の方にも協力いただき、明日も安全に終えられるよう務めたい」と話した。
開催は12月3日21時まで。3日は17時から投影開始する。雨天決行・荒天中止。閲覧無料。