船橋大神宮で2年ぶりの「節分祭」、赤鬼と青鬼が登場する神楽の舞も

  2023/2/4
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2/4(土)船橋大神宮で2年ぶりの「節分祭」 

赤鬼と青鬼が登場する神楽の舞も

 船橋大神宮(船橋市宮本5-2-1、TEL 047-422-2333)で2月3日、2年ぶりとなる節分祭が行われ、豆まきは中止になったが神楽殿では神楽奉納が行われた。

 同祭は毎年2月3日、立春を前に災厄をはらう意味を持つ年中行事の一つ。御殿での祭典を執り行った後、神楽殿では午前と午後の2回、神楽奉納が行われた。例年、神楽奉納の後に氏子内で招待された年男、年女などによる豆まきが行われるが、今年は感染症対策の観点から中止となった。

 神楽の舞は、楽太鼓、締太鼓、笛の演奏で、神楽殿と来場者らをおはらいする「みこ舞」、神様を神楽殿に導くとされる「猿田舞」、福の神の恵比寿と大黒の「恵比寿大黒舞」、赤鬼と青鬼を山の神である「鍾馗(しょうき)」が退治する「山神舞(さんじんまい)」の4種類の舞が奉納された。

 大神宮楽部からは「『恵比寿大黒舞』は節分祭でのみ演じる舞です。『山神舞』では魔(ま)を滅(めっ)する豆をまいて鬼を退治しました。立春である新年はコロナに打ち勝って良い1年になりますように」との話があった。 

 神楽の舞が終わった後、豆まきは行われなかったが、氏子らから豆や菓子が手渡しで配布されると、来場者は「ご利益のある豆がもらえてうれしい」と笑顔で受け取る様子が見られた。

 初めて大神宮の神楽を見たという70代の女性2人は「笛の音色もよくて、舞もこんなに近くでいろいろ見れてよかった」と話し、2歳の子ども連れの母親は「鬼が怖いと言っていましたが、お菓子がもらえて喜んでいます。来年は豆まきがあるといいのですが」と笑顔で会場を後にした。

  • 節分祭でしか見れないという「恵比寿大黒舞」

  • 神楽の舞を撮影する人も

  • 参加者に豆や菓子が配られた

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