秋晴れのアンデルセン公園で「インターナショナルフェスティバル2021」開催、米国ヘイワード市との姉妹都市提携35周年式典も
10/26(火)秋晴れのアンデルセン公園で「インターナショナルフェスティバル2021開催
米国ヘイワード市との姉妹都市提携35周年式典も
ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町525)で10月24日、「インターナショナルフェスティバル2021」が開催された。主催は船橋市国際交流協会(港町2-10-25)。
インターナショナルフェスティバルは昨年コロナの影響で中止になったが、今年は十分な感染防止対策を徹底し実施。船橋国際交流協会副会長の田辺厚志さんは、困難な環境の中で開催に努力されたすべての人に敬意と感謝を述べた。今年は船橋市と米国ヘイワード市との姉妹都市提携35周年に当たり、式典も同時に執り行われた。
主会場のイベントドームでは、オープニングで英語の歌「California Dreamin(夢のカリフォルニア)」などが演奏された。中国の伝統芸能川劇(せんげき)やアンデス地方の音楽と踊り、ペルーの華麗な衣装を着けた音楽や、中国由来の重陽気功3Q体操、デンマーク体操などが披露された。
姉妹都市提携35周年の記念式典では、船橋市は松戸徹市長らが参加、ヘイワード市からはバーバラ・ハリデー市長がオンラインで参加した。
映像で振り返る「姉妹都市交流35年間の歩み」では、相互の訪問時のイベントや、ワークショップでの当時の楽しく懐かしい光景が次々と映し出された。
市立船橋高校と姉妹校であるヘイワード市のモロー高校から、船橋市の市制80周年を記念して贈呈された曲「ふなばし シャッフル」を、八木ケ谷中学校の吹奏楽部メンバーが演奏した映像が披露された。そのビデオ映像の演奏に、同中学校吹奏楽部の数人のメンバーや顧問の先生が生のソロパート演奏を重ね、オンライン時代の新しい形の演奏も披露された。
イベントドームの一角では障害者施設合同販売会が実施され、菓子類、野菜などが販売された。イベントドーム横のショップ前では、ヘイワード市の花カーネーションと船橋市の花ひまわりによる「カーネーション&ひまわりフェア」を開催。記念フォトのコーナーも設置され、小さな子どもたちが楽しそうに撮影していた。
6カ所のポイントでスタンプを集めて、菓子などの景品がもらえるスタンプラリーには、今年も多くの子ども連れが参加した。
コミュニティセンターに設置されたヘイワード市との交流の軌跡、思い出の写真展「みんなに伝えたい!私のヘイワード!!」では、1991(平成3)年に茶道親善使節団がヘイワード市を訪問し、茶道の魅力を紹介したことや。2016(平成28)年同園で提携30周年の会を開き、特別支援学校の和太鼓パフォーマンスとモロー高校ジャズバンドの演奏が披露され会場を沸かした歴史なども振り返った。