「アンデルセンの切り紙とコンクール入賞作品展」、歴代のコンクール入賞作品を振り返りながら

  2021/11/8
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11/8(月)「アンデルセンの切り紙とコンクール入賞作品展」

歴代のコンクール入賞作品を振り返りながら

 ふなばしアンデルセン公園子ども美術館(船橋市金堀町525、TEL 047-457-6661)で11月13日、「アンデルセンの切り紙とコンクール入賞作品展」の開催が始まる。

 展示内容は、ハンス・クリスチャン・アンデルセン(以下アンデルセン)が残した切り紙やコラージュ作品(複製)を原寸大でパネル化した75点や、アンデルセンが切り紙の名手であったことにちなんで始まった「アンデルセン公園きりがみコンクール」の第12回までの歴代コンクール入賞作品になる。

 生涯独身だったアンデルセンは、毎晩のように友人知人の家に招かれ晩餐を共にした。そして、話を頼まれると快く語って聞かせ、話をしながら紙を折りたたみハサミで切り込みを入れ、締めくくりのあいさつで切り込みを入れた紙をひろげて見せたという。

 切り紙自体は珍しくなかった時代だったというが、アンデルセンの作品は妖精や踊り子の姿が現れるというファンタジーあふれる作品で、モチーフが独特なものだったという。

 「アンデルセン公園きりがみコンクール」も今年で第13回を迎え、現在作品の募集期間中。多くの作品の応募があるというが、作品の応募は2021年12月28日まで。「コンクールの歴史を振り返りながら、切り紙の楽しさを感じていただけるよう第1回からの入賞作品を一堂に展示いたします」と担当者。

 展示に併せ11月27日、切り紙の楽しさを体験できるワークショップ「アンデルセンと一緒に切り紙コラージュ」を開催。ワークショップの講師は切り紙研究家の下中菜穂(なぼ)さん。参加には、事前に要申し込み。一定数に達し次第終了。

 作品展は12月26日まで。開園時間は9時30分~16時。月曜休館。入園料金は、一般=900円、高校生(生徒証を提示)=600円、小・中学生=200円、幼児(4歳以上)=100円、65歳以上(証明書を提示)=無料。

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