千葉ジェッツ2シーズンぶりとなる決勝進出を決める、決勝は5月27日から横浜アリーナで

  2023/5/21
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5/21(日)千葉ジェッツ2シーズンぶりとなる決勝進出を決める

決勝は5月27日から横浜アリーナで

 船橋アリーナ(船橋市習志野台7-5-1)で5月21日、バスケットボール男子「日本生命B.LEABUE CHAMPIONSHIP 2022-23」(以下、CS)のセミファイナル(準決勝)、千葉ジェッツふなばし(以下、ジェッツ)対アルバルク東京(同、A東京)第2戦が行われ、93-62でジェッツが2戦先勝し、CS決勝進出が決定した。

 今シーズン、船橋アリーナでは5月13日~15日に行われたCSクォーターファイナル(準々決勝)に続き、5月20日、21日にはセミファイナルが開催され、各日とも会場には4000人を超える観客が集まった。5月21日は今シーズン最多入場者数を更新する4642人となった。

 A東京は主力選手が怪我などで出場できない状況でのセミファイナルに。5月20日に行われた第1戦は86-66でジェッツが勝利。21日の第2戦も、前半からジェッツが得意とする速い展開や3ポイントシュートで点を重ね、第1クオーター(Q)は27-16。第2Qは50-29と、点差をつけて後半へと突入した。

 ジェッツは終始ペースを保ち、オフェンス(攻め)だけでなくディフェンス(守り)においても各選手のファインプレーが目立った。ヴィック・ロー選手のゴール下での豪快なブロックショットや、原修太選手のエネルギッシュなディフェンスに、会場のブースターから歓声が沸き起こる場面もあった。

 第4Qに入ると、ベンチから荒尾岳選手、1月から怪我で出場できていなかったラシード・ファラーズ選手が投入され、ブースターから大きな拍手が起こった。リハビリからの復帰戦となったラシード選手が早速3Pシュートを決めると、ブースターからの「声炎」(声援)はさらに盛り上がった。その後、高橋克実選手も加え、選手12人全ての活躍で勝利を獲りに行き、93-62でゲームセットとなった。

 試合終了後のインタビューで、今期からの新監督ジョン・パトリック監督は「何より良かったのはこの雰囲気。ブースターのみなさんの声炎です」とコメント。「チーム全員12人が全力でディフェンスをやっていたのがよかった」と話した。

 キャプテンの富樫勇樹選手は「決勝に進出できてうれしい。チーム一丸となって戦います。(船橋)アリーナではたくさんの応炎(援)をありがとうございました。(決勝の開催地である)横浜アリーナはもっと大きいので、横浜にも応炎(援)に来てください」とブースターに向けて話すと会場からは大きな拍手が沸き起こった。

 記者会見で富樫選手は、決勝の対戦相手となる琉球ゴールデンキングスについて聞かれると「今までやってきたことを信じてやるだけ。鍵はリバウンドとルーズボールになると思う」とコメント。

 西村選手は「コミュニケーションも今までより取れているし、(今のジェッツは)どれをとってもこれまでで一番高いレベルでプレーできている」と自信を見せた。

 決勝は、5月27日~29日に横浜アリーナで行われ、2戦先勝となる。ジェッツがCS決勝に進出するのは2020-21シーズンで優勝した年以来となり、対戦相手の琉球キングスは昨年に続き、2年連続の決勝進出となる。

  • 記念写真を撮るジェッツメンバー((C)B.LEAGUE)

  • (C)B.LEAGUE

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