前貝塚町自治会館で新鮮野菜の直売会「町会朝市」、地元野菜の販売を通して地域交流
7/14(金)前貝塚町自治会館で新鮮野菜の直売会「町会朝市」
地元野菜の販売を通して地域交流
前貝塚町会が主催する「町会朝市」が7月9日、前貝塚自治会館(船橋市前貝塚町1013-2、TEL047-438-5833)で開催された。
同朝市は町会会長の藤本賢三さんが会長に就任した7、8年前から開催。前貝塚の若い農家が丹精込めて育てた野菜を地元の人たちへ安価で提供し、地元の農家のことを知ってもらうことを目的としている。
同日は、約20坪ほどの駐車場内にテントを設置し、地元の農家が作った野菜の直売会が行われた。
朝市ではトマトやきゅうりなどの新鮮な野菜が約10種類ほど並び、どの野菜も袋いっぱいに入って50~300円と手頃な価格で販売された。開始時間の10時30分には、野菜を買いに来た多くの来場者で会場はにぎわった。
「農家も世代交代があったが、若い世代の人の交流の場が少なく、野菜を提供する場もなかった。なので、町内会のイベントとしてこのような地域交流の場を作りました」と藤本さん。
「新興住宅に住む人たちにも地元のおいしい野菜のことを知ってほしい。この場を通して地元の農家のことを知ってもらえたらうれしい」とも。
農家の多くは地元の消防団にも所属し、いざという時は駆け付けられるように訓練もしている。販売していた町内会の人は「農家の人たちは野菜づくりだけでなく地域の安全も見守ってくれている。そういうこともぜひ知ってほしい」と呼びかけた。
町会の掲示板を見てきたという地元住民は「前回来た時、とてもおいしい野菜を安く購入できたので、また来たいと思って来ました。地元野菜のおいしさも知りましたし、対応してくれるみなさんが子ども達にも優しかったのが印象的でした」と笑顔で話した。
同朝市は春と秋の年2回開催。次回は11月末に開催される予定。