船橋市場内「市場カフェ」で「農業と音楽を楽しむ会」、食の情報誌「ちば食べる通信」とコラボで

  2021/11/24
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以下は 2 年前に書かれた内容です

11/24(水)船橋市場内「市場カフェ」で「農業と音楽を楽しむ会」

食の情報誌「ちば食べる通信」とコラボで

 船橋市地方卸売市場内にある「市場カフェ」(船橋市市場1-8-1、TEL 047-421-1777)で11月23日、「農業と音楽を楽しむ会」が行われ、100人以上の親子連れが訪れた。

 主催は、千葉県内の食の情報誌「ちば食べる通信」。同誌では千葉県内の農家などの「食」の作り手を特集し、購読者には情報誌に掲載されている生産物が定期的に届くサービスを提供している。今回のイベント開催について、同誌編集長の佐藤謙太さんは、「今までさまざまな地域の農家さんを取材してきましたが、本当にいいもの、おいしいものを皆さんに知ってもらうためにはどうしたらいいか悩んでいた」と話す。

 今年の夏ごろ、知人の紹介で船橋で活動する音楽家・菊川夏未さんと知り合ったという佐藤さん。菊川さんの「新型コロナウイルスの関係でミュージシャンたちが歌う場所、演奏する場所が少なくなっている。生演奏の良さをもっと知ってもらいたいし、音楽家たちの活動の場を広げる手伝いがしたい」という思いに共感し、ジャンルはまったく違いながらも「多くの人に良さを知ってもらいたい」という思いは同じであることから、今回のイベントでのコラボが決定した。

 当日は、「ちば食べる通信」の掲載農家でもある、多古(たこ)米農家の萩原宏紀さんが直売ブースを展開。多古米や多古米を使った甘酒、野菜の直販を行った。「多古米はとても粘りがあり、甘味が強い。冷めてもおいしく、おかずがいらないと評されているお米です」と萩原さん。

 市場カフェでは1日限定で多古米を使用した「グルメ弁当」(1,000円)として、デコレーションずし、豚肉のチーズロールフライやチキンナゲットなどが入った「雅」弁当と、根菜の鶏肉巻き、魚照り煮、季節の漬け物などが入った「錦」弁当の2種をそれぞれ20食づつ提供。いずれも正午前には完売となった。

 同時に店頭では、菊川さん(ピアノ)、照沼響さん(ヴィオラ)、佐藤有紗さん(ヴァイオリン)による「収穫」をテーマにしたアンサンブルやファミリー層向けの楽曲も1日3回演奏し、多くの親子連れが楽しんだ。

 そのほか「食」や「米」をテーマにしたワークショップブースとして、「わらうこども」による「みそ玉作り」、プレーパーク船橋は「野菜スタンプのエコバック作り」、「mirai-do」は「米粉のスイーツ」、「Yua*chaku」による「フェルトのおにぎり弁当」といった各ワークショップも実施。

 また「子ども店長」によるゲームコーナーも出現し、イベント開始早々から多くの人が訪れ、13時過ぎにはどのブースも完売商品が出るほど、盛況となっていた。

 「今回は多古米農家さんに来てもらいましたが、次回はまた違う食材を扱う農家さんをお呼びして、千葉のおいしいものをたくさん知ってもらえるようなイベントにしていきたい」と佐藤さん。

  • 菊川さんたちによる演奏

  • 多古米販売ブース

  • 今回の出店者

以上は 2 年前に書かれた内容です
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