市内各所で4年ぶりのまつり開催、掛け声を掛け合っての神輿の渡御も
7/24(月)市内各所で4年ぶりのまつり開催
掛け声を掛け合っての神輿の渡御も
子どもたちが夏休みに入って最初の週末となった7月22日・23日、市内各所で4年ぶりに各地域のまつりが開催され、各所とも多くの人出でにぎわった。
同週末は八坂神社の例祭として、印内八坂神社(船橋市印内2)と、元々は前原地区にあった神社が津田沼一丁目公園脇に移転したという津田沼の八坂神社も例祭を行い、神輿の渡御も行われた。
神輿(みこし)の渡御では掛け声も4年ぶりとなり、一時的に封鎖した道路を通る神輿渡御(とぎょ)を、子どもと眺める家族やスマホでカメラに納める人などが、道路脇で見物していた。
4年ぶりの開催となった「丸山七夕まつり」は、市内でも最大級の自治会組織を持っている丸山地区のまつりで、会場である「丸山公園」(丸山3-10)には1000人を超える来場者であふれていた。
同まつりは丸山げんき会と丸山中央商店会が共催するまつり。丸山げんき会は、「丸山地区が、明るく活気ある地域となるように」と地元の商店や企業などのメンバー中心に活動する団体。初代会長は地域でコンビニエンスストア「ファミリーマート ルーキー丸山四丁目店」(丸山4)を経営する金子達雄さん。現在は地域で整骨院を営む池田佳隆(よしたか)さんが会長を務める。
同まつりではこれまで着席での飲食スペースを設けていたものを、椅子を排除し、立ち飲み・立ち食いスタイルに変更。最近では地域在住のアーティストや作家なども出店し、近隣地区に住む筆文字アーティスト・驪龍(りりょう)さんもブースを構えて出店し、会場に掲示する協力金の札は驪龍さんが筆文字で担当した。
22日には小室中学校(船橋市小室町)グラウンドで「第9回夏の夕べの会」と題し、グラウンドが開放され、子どもたちが持ち込んだ花火を各家族や仲間と楽しめ、最後には主催者が準備した打ち上げ花火を鑑賞するというイベントも催され、約200人がグラウンドに集まった。主催は小室地区青少年健全育成連絡協議会。
23日には、法典中央町会会館(藤原5)で町会役員・スタッフによる「納涼子ども流しそうめん大会」も開催され、約150人の子どもたちが参加。スタッフは「4年ぶりに行ったので、記憶をたどりながらの準備だったが、参加された家族が楽しそうだったので良かった」と話した。
丸山げんき会会長の池田さんは「やっぱり夏が始まって最初のまつりなので、みんな楽しみにしてくださっているようです。開催できてよかった」と笑顔を見せた。