ふなばし三番瀬環境学習館で「さいきょう妖怪サバイバル」、オリジナルの妖怪を作成
8/17(木)ふなばし三番瀬環境学習館で「さいきょう妖怪サバイバル」
オリジナルの妖怪を作成
ふなばし三番瀬環境学習館(船橋市潮見町40)で現在、生き物のパーツを妖怪に例えてクイズ形式で競い合う「さいきょう妖怪サバイバル」を開催している。
同イベントは東京湾で見られる生き物を中心に、生き物における「最強」の意味を来場者が考え、理解を深めてもらうことを目的としている。
会場では入場時に「すべすべ」「ぬらぬら」など生き物の見た目や触感を表した「タマシイカード」を1枚受け取り、2階多目的ホールでさまざまな生き物の頭や足、腕、尾の「パーツカード」を4枚選ぶ。集めたカード計5枚をクイズ出題用の機械に置き、2択クイズに答えることでオリジナルの妖怪を作成できるというもの。
同館の広報担当の小澤鷹也(たかや)さんは「よく子どもたちから『一番強い生き物は何か』と質問をもらうが、状況や捉え方によって違ってくるので答える方も難しい。ここではより長く生き残った生き物やより広く、さまざまな環境に適応する生き物に焦点を当てている」と話す。
自身で作成した妖怪は「妖怪フィールド」と呼ばれるスクリーンに映し出され、特に生き残り時間が長かった妖怪は「本日のさいきょう妖怪」としてランキングに表示される。この日も開館間もない時間に関わらず、多くの家族連れの来場者が楽しむ様子が見られた。
「クイズに正解するためには、カードに書かれている説明文や展示物を見る必要がある。こうしたサイクルを繰り返すことによって、子どもたちはより生き物への知識が深まってくる」と小澤さん。
今回展示されている標本や解説パネル、カードは館内スタッフの手作り。カードのデザインはパソコンが得意なスタッフが作成したという。
期間中は1階エントランスで工作ワークショップ「オリジナル妖怪を作ろう」を同時開催している。当日中は再入館も可能。
開催は9月3日まで。