東京経営短期大学で地域の親子向け「こどもフェスタ」、こども教育学科が企画し150人が来場

  2023/12/25
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12/25(月)東京経営短期大学で地域の親子向け「こどもフェスタ」

こども教育学科が企画し150人が来場

 原木インターからほど近い場所にある「東京経営短期大学」(市川市二俣625-1、TEL047-329-2422)で12月16日、地域子育て支援イベント「こどもフェスタ2023」が開催され、近隣の親子150人が来場した。

 同イベントは、学園祭とは別に、保育士や幼稚園教諭を目指す人が多く在籍している同校こども教育学科が企画・運営するイベント。今年は「こどものまち」をテーマとして開催し、キャンパス内のホールやオープンスペース、教室を活用し、こども学科内の7つのゼミがそれぞれにテーマを決めてブース出展し、主に2~5歳児の子どもがいる地域の親子に参加してもらおうというもの。

 ブースは、運動あそび、ダンス、リトミック、スノードームづくり、お仕事体験ブースのほか、京成電鉄・東中山駅の駅長が協力しての制服を着て写真撮影ができるブースも登場。以前は本社でイベント企画などにも携わっていたという東中山駅駅長の松林栄治さんは「こうして駅以外の場所で地域の方にお会いできるのはうれしい」と話した。

 「えがお横丁」と名付けられたコーナーでは「ふなばし工房」など地域の事業所の紹介とともに、事業所で作られたクッキーやパンなども販売された。

 親が参加できるものとしては、特別支援教育を担当する尾崎康子教授によるサロン「我が家の親子関係を考えてみよう」も開催。室内では学生たちが子どもの相手をしている横で、親が教授の話をゆっくり聞いたり、個別に相談できる時間も設けられた。

 会場を訪れていた親子は「以前、保育園で案内をもらったので遊びに来た。無料でたくさん楽しめて、子どももよろこんでいた」と笑顔で会場を後にした。

 こども教育学科講師の鈴木律子さんは「学生たちのブースでの活動を笑顔で楽しんでくれる子どもたちの様子を見ることができた。教員による子育て座談会や個別相談では、熱心に質問される保護者の姿もあり、保育者の卵である学生たちの学びや大きな励みの機会となりました」と振り返った。

  • 学生たちが工夫を凝らして作ったゲームコーナーも

  • 尾崎康子教授によるサロン

  • 京成電鉄の駅長と制服を着て写真が撮れるコーナーも

  • 市川市と船橋市の市境にある同校

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