「ふなばしアンデルセン公園」では1月2日から新春イベント、2月末まで風車改修工事のクラファンも
12/30(土)「ふなばしアンデルセン公園」では1月2日から新春イベント
2月末まで風車改修工事のクラファンも
「ふなばしアンデルセン公園」(船橋市金堀町525)は2024年1月2日から開園し、さまざまな新春イベントを開催する。
同園では例年年末は休園するが仕事始めを1月2日としている。来園者が「寿獅子」など親子で新春を感じられるイベントを開催し、年始の来園者数は例年約3000人。今年も12月29日から休園中の同園は、年始は2024年1月2日から開園する。
園内イベントドームでは新春イベントを開催し、2・3日は「一船会」による「寿獅子」の披露が1日3回あるほか、2日は「寿獅子」に続いて「新春和太鼓パフォーマンス」のステージ、3日は「新春バルーンパフォーマンス」(いずれも11:30~、13:30~の2回)が披露される。
また、この時期は1月2日から1月末まで「チューリップまつり」を開催し、園内には約4万株のチューリップが開花、見頃を迎える。「プリンセスイレーネ」「ベロナ」「イルデフランス」「デンマーク」など多様な品種のチューリップが咲き誇っているほか、園内各所ではパンジー、ビオラ、クリスマスローズなども見頃となっている。
2児の子育て中だという市内在住の30代主婦は「お正月時期にアンデルセン公園に行くのが、我が家では恒例となっている。祖父母は花を楽しみ、子どもたちは外で体を動かせるのがいい。寒いときは『子ども美術館』にも駆け込めるので、いろいろ楽しめる」と話す。
1月6日はkomatanによる「コマまわしパフォーマンス」、7日はけん玉師・伊藤佑介氏による「けん玉パフォーマンス」、8日は曲芸師・太平洋氏による「曲芸パフォーマンス」を開催。8日のみ、13時から「どうぶつふれあい広場」でヤギたちが特技を披露する「やぎさんたちのニューイヤーショー」も開催する。
なお、同園のシンボルでもある風車は、現在、改修工事中。平成30年に回転を停止している風車について、「再び動いている風車が見たい」という来園者からの声が寄せられ、船橋市ではデンマークの風車職人を呼び、今年9月から、日本の建設会社と共同で整備にあたっている。そこで、船橋市ではそのための改修費用を「ふるさと納税サイト」を利用した「ガバメントクラウドファンディング®」で寄付を募っている。
12月1日から寄付を募ったところ、6日間で当初の目標金額だった300万円の寄付が集まったことから、12月7日に次なる目標となる「セカンドゴール600万円」を設定。2024年2月28日まで寄付を受け付けている。
寄付特典として、2万円以上の寄付をした先着300人までは風車内に設置する銘板に名前を掲出できる特典が付く。「皆さまからのご支援に感謝するとともに、多くの人がより一層、風車をはじめ、ふなばしアンデルセン公園に親しんでもらえるよう、引き続き、温かいご支援をよろしくお願いします」と担当者はコメントしている。