
市内の小・中学校3校がこども音楽コンクールで全国1位、市長と教育長に喜びを報告
3/11(火)市内の小・中学校3校がこども音楽コンクールで全国1位
市長と教育長に喜びを報告
船橋市内の小・中学校の児童生徒が3月7日、「こども音楽コンクール」で文部科学大臣賞を受賞したことを松戸徹市長と松本淳教育長に報告するため、船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)を訪れた。
1月26日に行われた「こども音楽コンクール」では、海神小学校の弦楽部(小学校・合奏第1部門)、西海神小学校の器楽部(小学校・管楽合奏部門)、葛飾中学校と行田中学校の合同管弦楽部(中学校・合奏第2部門)が全国1位に相当する文部科学大臣賞を受賞した。
海神小の吉田羽七(はな)さん(6年)は「受賞した時はとてもうれしかった。これからもがんばりたい」と話した。同校は日本学校合奏コンクールソロ&アンサンブルコンテスト全国大会(アンサンブル部門)でも最優秀賞・千葉県教育長賞(全国2位)を受賞した。
西海神小の浅古埜愛(あさこのえ)さん(6年)は「たくさんのコンクールでいい結果を残せてうれしい。応援してくれた皆さんに音楽で感謝を伝えたい」と話した。同校は東日本学校吹奏楽大会でも金賞(最高位)を受賞した。
昨年度から合同で活動している葛飾中学と行田中は、昨年度も同コンクールで文部科学大臣賞を受賞し、2年連続の受賞となった。葛飾中の栗原大河さん(3年)は「サン・サーンスの世界観を表現できるようがんばってきたので、私たちの代でも受賞できてうれしい」と喜びを話した。行田中の松本望来(みく)さん(3年)は「部活をより多くの人に知ってもらい、受賞もできてうれしい。残りの時間は練習に励みたい」と意欲も話した。
「部活をしていて楽しかったことは」との市長の質問には「他学年との関わりが深まるのが楽しい」、「大人数で1つの部活というのは他の部ではないので、そこが楽しい」などそれぞれが答えた。また、「大変だったことについては」の質問に対して中学生らは「勉強との両立が大変だった」「人数が多いので、どうまとめていくかが苦労した」など話した。
市長は「全国にいくだけでもすごいことなのに、1位は素晴らしい。皆さんが気持ちを合わせてがんばったことが結果につながったと思う。音楽ではもちろんのこと、他の分野でもこれからもがんばってほしいし、活躍を期待している」と話し、教育長は「みんなで練習して協力してつくりあげたことは、とても価値がある。感謝の気持ちを忘れずに、また新たな1歩を進んでいってほしい」とエールの言葉を送った。