中山法華経寺の節分豆まき 、修復を終えたばかりの祖師堂の舞台に魔裟斗さん・はるな愛さんら登場

  2024/2/6
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2/6(火)中山法華経寺の節分豆まき

修復を終えたばかりの祖師堂の舞台に魔裟斗さん・はるな愛さんら登場

 大本山中山法華経寺(市川市中山2-10-1)で2月3日、「節分会(せつぶんえ)」が開かれた。昨年末に修復を終えたばかりの祖師堂の舞台からの豆まきは、数千人の来場者でにぎわった。

 同寺では、同日の13時と15時に、今年一年の厄災をお祓いする「追儺(ついな)式」を行った後、豆まきを行っている。「追儺式」では年男・年女や豆まきに招かれたゲストたちを囲むように、僧侶と荒行中の54人の修行僧が祈とうした。

 豆まきの舞台となった祖師堂は、比翼入母屋造(ひよくいりおもやづくり)という珍しいかやぶき屋根が特徴で、2022年から修復が行われ昨年末に工事を終えたばかり。その舞台に、中山法華経寺貫主、田中甲市川市長をはじめたとした市川市と船橋市の各界代表、千葉県にゆかりのある芸能人、祈とうを受けた年男・年女たちが並び豆まきを行った。

 今年の節分会はちょうど土曜日だったことに加えて晴天に恵まれ、例年以上に多くの来場者が訪れた。警備に当たっていた警察官は「昨年の倍以上はいる」と話した。

 ゲストの魔裟斗さんやはるな愛さんらが登場すると、各ゲストの顔や名前の描かれたうちわが振られ、大きな声援が飛び交った。「福はうち」の掛け声で福豆や菓子がまかれると、来場者たちは一斉に手を伸ばした。同寺では「鬼子母神」を祭っているため、「鬼はそと」の掛け声はない。

 舞台の一角には子ども席が、少し離れた場所にはベビーカー席が用意され、子どもたちにたくさんのお菓子の袋が配られた。初めて参加したという男児は「楽しかった。また来たい」と大きな袋を抱えてほほ笑んだ。

 ゲストとして同イベントにたびたび参加しているはるな愛さんは「いつも以上のにぎわいがあってうれしかった。正月から大変なニュースがあったが、みんなで乗り越えて明るい未来にしていくという気持ちを頂き感謝している」と話した。

  • 貫主の掛け声で豆まきが始まる

  • 2回の豆まきに数千人が集まる

  • 荒行中の僧侶たちも参加

  • 2年に及ぶ改修を終えた祖師堂

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