船橋ジュニアソフトテニスクラブの小学生4人が全国へ、市長と教育長に報告

  2024/3/10
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3/10(日)船橋ジュニアソフトテニスクラブの小学生4人が全国へ

市長と教育長に報告

 船橋ジュニアソフトテニスクラブに所属する小学生4人が3月7日、「第23回全国小学生ソフトテニス大会」に出場することを松戸徹船橋市長と松本淳教育長に報告するため、船橋市役所を訪れた。

 船橋ジュニアソフトテニスクラブは、毎週土曜日と日曜日に高根木戸近隣公園コートを主な拠点として練習に励んでいるテニスクラブ。小学1年生から6年生まで26人が所属し、船橋市ソフトテニス協会副会長でもある中島美幸(よしゆき)さんが会長を務める。

 この日市役所を訪れたのは、昨年10月1日に行われた「第23回全国小学生ソフトテニス大会千葉県予選会」で全国大会の出場権を獲得した4人の選手たち。女子ダブルス5年生の部では福原希音(きい)さん(海神南小)が優勝、 山田姫維(きい)さん・姫璃(きり)さん姉妹(いずれも西海神小)のペアが第3位の成績を収めた。男子ダブルス5年生の部では渡瀬ひまりさん(法典西小5年)が準優勝した。

 中島会長のあいさつの後、選手たちはそれぞれ全国大会に向けた意気込みを発表。

 昨年に引き続き県大会で優勝し全国大会出場を決めた福原さんは「相手を見て動きを予測する、頭を使ったテニス」を目標に掲げた。

 同じく昨年に引き続き全国大会に出場する山田姉妹の姫維さんは「2回目の全国大会。少しでも良い成績を」、姫璃さんは「緊張するが、日頃の練習の成果を発揮したい」と話した。

 今回初めて全国大会に出場する渡瀬さんは「いつも勝てない相手に勝って準優勝できた」と県大会を振り返り、「全国大会では力を発揮できるよう頑張りたい」と意気込みを伝えた。

 選手たちの抱負を聞いた松戸市長は、毎年全国大会への出場を報告するテニスクラブの活動を「誇らしいこと」と笑顔で話し、「一つのことを頑張り続けるのもすごいことだが、結果を出すのはさらに大変。震災の影響で今テニスができない人たちもいるが、みんなの活躍が笑顔を届けることになる。家族や支えてくれる人だけでなく、今できない人の分まで頑張る気持ちで」とエールを送った。

 松本教育長は「日本だけでなく世界で大変なことが起こっているが、頑張る姿に喜ぶ人、心強く思う人がいる事を忘れずに。うまくいかない事を乗り越えることで力になる。失敗を恐れずに取り組んでほしい」と話した。

 全国大会は3月29日から31日まで、千葉県長生郡白子町で開かれる。

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