船橋と北海道・津別の絆つなぐ交流総会 青少年の育成に40年の歴史

  2025/5/10
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5/10(土)船橋と北海道・津別の絆つなぐ交流総会 

青少年の育成に40年の歴史

 第18回船橋津別青少年交流協会の定期総会が5月10日、船橋市本町通りの中華料理店「東魁桜」(船橋市本町4-36-17)で開催された。

 会場には松戸徹船橋市長、佐藤多一北海道津別町長、鹿中順一津別町議会議長が来賓として参加、長年続く地域間交流の意義と今後の展望について語った。

 船橋市と津別町の青少年交流は、約40年前から両地域の子どもたちの相互訪問を通じて育まれてきた。コロナ禍で一時中断されたものの、昨年度は津別町の児童が船橋を訪れ、ディズニーリゾート訪問などの体験を実施。今年度は8月3日から6日にかけて、船橋から津別への訪問が予定されている(募集は市内各学校での案内チラシ配布にて実施)。

 総会では前年度の事業および決算報告に加え、今年度の事業計画と予算案が承認された。事業には交流事業のほか、料理教室や地域イベントへの出店なども含まれており、地域ぐるみの支援が継続される。

 以前は、北海道でのスキー体験なども同会で実施していたが近隣スキー場の閉鎖などもあり現在はこの活動は休止している。今回の総会をもって大嶋前会長が退任、新たに高澤さんが会長に就任した。

 松戸市長は「この交流が続いているのは協会の皆さんの尽力の賜物。子どもたちにとってもかけがえのない経験となっている」と挨拶。佐藤町長も「船橋とのつながりが津別の活力になっている」と述べ、交流の価値を強調した。

 津別町では現在、町の中心部に新たな交流空間「みぃといんつべつ」の整備が船橋市ゆかりの農家・川瀬さんによって進んでおり、子どもたちの受け入れ体制も強化されている。

 宿泊先としても再稼働予定で、今年の訪問団も同施設を拠点に活動する見通しだという。

 懇親会ではこれまでの交流を振り返るとともに、「この活動が子どもたちにとって心に残る体験となり、地域同士の絆をより深めるものになることを願っている」(高澤新会長)との言葉で締めくくられた。

 

  • 津別町の佐藤多一町長

  • 船橋市の松戸徹市長

  • 津別町の鹿中順一議長

  • なごやかな雰囲気の中進む懇親会

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