船橋運動公園体育館などで「千葉ジェッツふなばしカップバスケットボール大会」、高校男子の部には全国から12チームを招待

  2022/1/6
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以下は 2 年前に書かれた内容です

1/6(木)船橋運動公園体育館などで「千葉ジェッツふなばしカップバスケットボール大会」

高校男子の部には全国から12チームを招待

 毎年12月から年始にかけて行われている招待試合「千葉ジェッツふなばしカップバスケットボール大会」(通称:ふなばしカップ)の高校生の部が1月4日~6日、女子は会場を市立船橋高校体育館(船橋市市場4-5-1)とし、男子は船橋運動公園体育館(船橋市夏見台6-4-1)を会場に、全国から12の強豪チームを集め、連日、熱戦が繰り広げられた。

 同大会は今年度で27回目開催となる。主催は船橋市バスケットボール協会で、船橋市が後援、近年では「千葉ジェッツふなばし」が特別協賛している。

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響から開催できなかったが、今年度は12月11日に小学生女子の部、12月12日に小学生男子の部が行われ、小学生は全36チームが出場。12月26日・27日は「船橋アリーナ」を会場として中学生女子の部、27日・28日は中学生男子の部が行われ、中学生は全32チームが出場した。高校生の部については、12月下旬に行われる高校バスケの全国大会「ウインターカップ」が終わった後、年明けに開催され、今年度は1月4日~6日の3日間で開催、男女合わせて23チームが出場した。

 同大会パンフレット内で、船橋市バスケットボール協会会長・鈴木武司さんは「昨年度に引き続くコロナ禍の中、練習の成果を発揮する場となる多くの大会が中止になりました。選手や応援してくださる保護者、皆様の夢と希望を本協会として支援したいと考えました。関係機関のご指導の下、十分なる感染症対策を行い、大会を開催することといたしました」とあいさつを寄せた。

 高校生の部(男子)の事務局を務める市立船橋高校バスケ部顧問・斉藤智海先生は「この大会は私が市船の1年生だったころに始まった大会です。当時、自分が高校生だったころはあまり感じていませんでしたが、こうして全国大会で優秀な成績を収めているチームがこんなに集まってくださる大会というのは、貴重な機会だと感じています」と話す。

 また、同大会が始まった経緯について、「始まった当時、『能代(のしろ)カップ』という全国からチームを集めた開催する招待試合があり、船橋でも同じように全国からの強豪チームを招待して『ふなばしカップ』としてできないかと始まったと聞いています」と斉藤先生。

 高校生の部に参加したチームは、ウインターカップで6度優勝経験があり八村塁選手も所属していた仙台大学附属明成高校(宮城県)をはじめ、インターハイ優勝校やウインターカップ出場校なども参加する。男子出場校は次の通り。旭川工業高等学校(北海道)、山形県立山形南高校(山形県)、土浦日本大学高校(茨城県)、正智深谷高校(埼玉県)、昌平高校(埼玉県)、山梨県立日川高校(山梨県)、美濃加茂高校(岐阜県)、金沢市立工業高校(石川県)、中部大学第一高校(愛知県)、三重県立四日市工業高校(三重県)、育英高校(兵庫県)、船橋市立船橋高校。

 女子は昌平高校(埼玉県)、埼玉県立久喜高校(埼玉県)、鵠沼高校(神奈川県)、東海大学付属相模高校(神奈川県)、土浦日本大学高校(茨城県)、東海大学付属諏訪高校(長野県)、明星学園高校(東京都)、柏市立柏高校(千葉県)、千葉県立幕張総合高校(千葉県)、船橋市立船橋高校が参加した。

 高校生については各校とも3年生が引退し、1、2年生が出場。参加校の関係者は「新しいチーム編成となったばかりでまだまだ調整が必要な時期に、この規模での大会があるのはありがたいこと。市船さんとはお付き合いも長く、練習試合などでもお世話になっています」と話す。

 市船男子バスケットボール部主将の高宮大翔さんは「全国からいろんなチームが集まり、それぞれのチームのカラーがあって楽しかった。こうして試合できることで、今の自分たちが全国レベルのどのあたりにいるのかも知ることができた」と感想を話した。

 斉藤先生は「準備にあたって、まるで旅行会社のようなことをしていましたよ」と笑いながら振り返るが、「こうして全国から来てくださるチームの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。また、大会運営を支えてくださる保護者会のみなさんの協力無くしては開催できません。会場の消毒など細かな部分で協力いただき、本当にありがたい。選手たちには再来週から始まる県大会に向けての強化という意味もありますが、この大会を通して、おもてなしの心や感謝の気持ちなども学んでほしい」と話した。

 なお同大会は一般の観戦も可能。会場に来ていた50代男性は「知人からこの大会のことを聞いて見に来た。ウインターカップにも出てくるような高校の試合を近所で見られるのはうれしい」と話し、会場を後にした。

  • 市船高校男子バスケットボール部の斉藤先生

  • 高校男子の試合は、3面使用し1日で第5試合まで。3日間かけて開催された

  • 市船対昌平

  • 試合終了後、市船の保護者会や関係者がこまめに除菌作業を行なった

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