塚田駅近くクオカフェ跡地に「ふくろう珈琲Cafe」、隣接のコーヒー焙煎所が事業拡大
8/5(月)塚田駅近くクオカフェ跡地に「ふくろう珈琲Cafe」
隣接のコーヒー焙煎所が事業拡大
東武アーバンパークライン塚田駅からすぐの場所に「ふくろう珈琲Cafe」(船橋市行田1-45-17 塚田のなかにわIII-1A、TEL047-460-9281)がオープンして8月1日で3カ月がたった。
就労継続支援B型事業所でもある隣接のコーヒー焙煎(ばいせん)所「ふくろう珈琲Roastery」が運営する同店。京成船橋駅近くに移転したフレンチトースト専門店「Cour Café(クオカフェ)」の跡地にカフェをオープンした。
出店のきっかけについて、責任者の植草悠さんは「ふくろう珈琲Roasteryの豆を卸し、4年間一緒に歩み続けたクオカフェには感謝しかない。地域に愛されていた店が移転し、近隣の人にまたゆっくりとコーヒーを飲んでもらえる場所を提供したいと思った」と話す。「クオカフェで働いていたスタッフも仲間に加わり、クオカフェで常連客だったお客さまが来てくれることもある」とも。
大きなガラス張りの窓に囲まれて開放的な雰囲気の約20坪の店内には、2〜4人掛けのテーブル席を計20席備える。「ファミリー層が多い住宅街にあるので赤ちゃん連れの人たちにも快適に過ごしてもらいたい」という思いから、ベビーカーで来店してもゆとりがあるよう席数を少なめにしている。
フードはローストビーフサンド(1000円、ハーフサイズ600円)のほか、ローストチキンとたまごの全粒粉サンドイッチ(750円)など4種類。スープとドリンクが付くサイドメニューセットはポテトセット(700円)とサラダセット(850円)を用意する。一部の商品はテイクアウトも可能。
パンは就労継続支援B型施設の「ろーずまりー」(船橋市田喜野井)のパンを使用。仕入れのタイミングで店頭でパンの販売をすることもあるという。
ドリンクはふくろう珈琲Roasteryで焙煎した豆を使ったスペシャルティーコーヒー3種(600円〜)や、カフェインレスのデカフェ(700円)も用意する。水出しコーヒー以外は注文が入ってから丁寧にハンドドリップする。コーヒーのおかわりは一律300円で提供する。
植草さんは「スタッフみんなで試行錯誤しながら頑張っている。犬連れの人にも楽しんでもらえるよう、年内にはテラス席も用意したい。より多くの人に楽しんでもらえるよう、少しずつ楽しみながら雰囲気作りをしていきたい」と意気込みを話す。
営業時間は11時〜17時。水曜定休。