空手「肥沼道場」の小学生6人が全国へ、今年は形の部への出場者
8/8(木)空手「肥沼道場」の小学生6人が全国へ
今年は形の部への出場者
市内外で活動する空手クラブ「空手道松濤會 一般社団法人仙武会 肥沼(こいぬま)道場」の小学生6人が、間もなく行われる夏の全国大会「第24回全日本少年少女空手道選手権大会」への出場を前に8月5日、意気込みを松戸徹船橋市長に伝えるため船橋市役所を訪れた。
市役所を訪れたのは、釘野義絆(よしき)くん(大穴小6年)、山内暁史(あきと)くん(坪井小4年)、三橋杏菜さん(宮本小3年)、花田誠悟くん(坪井小2年)、三橋航大くん(宮本小1年)、土岐琢真くん(宮本小1年)の6人。三橋杏菜さん、三橋航大くんはきょうだいでの訪問となった。
4月に開かれた県大会では、山内くん・三橋杏菜さん・花田くん・三橋航大くんが学年別組手の部で優勝、釘野くんが準優勝、土岐くんが学年別形の部で優勝を果たし、それぞれ全国大会出場を勝ち取った。
指導する肥沼正勝先生からの選手紹介の後、4代目キャプテンを任されている釘野くんが「コロナ禍で大変だった時も、オンラインなどの工夫を重ねて稽古を続けられるようにしてくれた先生たちにはとても感謝している。全国大会では周囲の人たちへの感謝の気持ちを伝えられるよう精いっぱい戦いたい」と抱負を述べた。
そのあいさつを受けた松戸市長は選手たちに向けて「しっかりやるのは基本だが、それを結果につなげている肥沼道場のみんなは本当にすごい。全国大会では全力を出し切ってほしい」と激励した。
さらに、以前に花田くんから手紙を受け取ったことに触れ「出場した大会を振り返り、次の目標を決めていたことに感心した。空手だけでなく全てに通じる姿勢」と話した。
市長との懇談の時間には、釘野くん以外の選手たちからも「昨年のリベンジを果たしたい」「目標は全国優勝」などの抱負が聞かれた。松戸市長から選手たちに「組手は怖くないのか」「形はいくつくらい覚えているのか」などの質問をする場面も見られた。肥沼先生からは「形の部は音が鳴りやすいよう道着の材質が違う」という説明もあった。
肥沼道場は船橋市内では高根台公民館、坪井公民館、浜町公民館で活動している。「第24回全日本少年少女空手道選手権大会」」は8月8日〜10日に東京武道館(東京都足立区)で開かれる。