船橋市国際交流協会による「インターナショナルフェスティバル」16日開催へ、19日には「国際理解セミナー」も
11/10(日)船橋市国際交流協会による「インターナショナルフェスティバル」16日開催へ
19日には「国際理解セミナー」も
船橋市国際交流協会は11月、「インターナショナルフェスティバル」と「国際理解セミナー ウズベキスタン共和国」の2つのイベントを連続して開催する。
11月16日には「インターナショナルフェスティバルinフナテラス」と題し、デンマーク・オーデンセ市と友好都市提携35周年、中国・西安市と友好都市提携30周年を記念したイベントを行う。
会場を昨年までのふなばしアンデルセン公園から船橋親水公園(船橋市浜町2-1)に移設しての開催となる。実行委員長の小田原隆泰さんは「アクセスの良い場所なので多くの人に参加してもらい船橋の国際交流を体感してほしい」と話す。
記念式典のほか、ステージでは中国の「変面パフォーマンス」、「デンマーク体操」が披露される予定。模擬店では、世界各国のフード販売のほか、フリーマーケットも出店予定。
さらに、11月19日には「国際理解セミナー」を船橋市勤労市民センター(船橋市本町4-19-6)で開催する。同イベントでは、駐日ウズベキスタン共和国の大使と大使館員が国の歴史と文化を紹介する講演会を行う。
中央アジアの国・ウズベキスタンの大使を招くきっかけとなったのは、国際交流協会の委員で船橋北ライオンズクラブ役員の荒谷晃行さんの提案によるもの。
荒谷さんは「私たちのクラブが2022年の創立40周年式典にウズベキスタンの『ノリコ学級』の関係者を招き支援金を寄贈、その後も大使館とも交流を続けてきたことから船橋市の行事で話してもらってはどうかと考えた」と振り返る。
「ノリコ学級」とは、ウズベキスタンに魅了された日本人技師が私財を投じて開設した無料の私塾・日本語学校だ。「ノリコ」は技師の妻の名。学校の先生は日本人旅行者がボランティアで担い、その数は5000人以上という。学んだ生徒と教えた日本人たちは日ウ交流の懸け橋になっている。
また、ウズベキスタンには第二次大戦で捕虜となった日本兵のうち約2万5千人が抑留され、インフラ建設に従事したが、旧ソ連の厳しい環境下でも住民と相互にリスペクトを保っていたというエピソードが多く残っている。荒谷さんは「日ウ交流の歴史を船橋市民にも知ってもらいたい」と訴えた。
セミナーでは、アブドゥラフモノフ駐日大使と大使館員による文化と歴史の紹介のほか、民族舞踊や在日中の若者によるスピーチも行われる。
「インターナショナルフェスティバル」の開催時間は10時~16時、雨天の場合は17日に順延。参加無料。
「国際理解セミナー」は11月19日、18時から。参加無料(要事前申し込み)。先着250人まで。申し込みはFAX(047-436-2089)または E-mail(firaoffice@gmail.com)に、氏名(フリガナ付き)、E-mailまたは電話番号を記載して送信。問合せは船橋市国際交流課(TEL 047-436-2083)まで。
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