
千葉の昭和情緒に誘われて 20代女性が著した、ノスタルジックなフォトツアー新発売
1/25(土)千葉の昭和情緒に誘われて
20代女性が著したノスタルジックなフォトツアー新発売
千葉県を舞台にした新しい書籍「昭和ディープ街トリップ、335カット」が1月24日発売された。
船橋市出身、20代の女性明里さん初の著書となる。定価は1,870円(税込)、A5サイズ、159ページ。本書では、千葉を中心に旅館や遊郭跡、銭湯、街並みなど昭和の魅力を徹底的に集めている。
明里さんは、小学生の頃から古い場所や歴史に惹かれ、大学時代にブログ「Deep ランド」を開設し、レトロなスポットを精力的に発信。彼女は、「本書で紹介する場所は、私が実際に訪問し、印象的だった場所や記録に残したいと感じた場所です」と語る。
自身の足で歩き、目で見て、話を聞くスタンスを貫き、ブログは現在5年目で1700記事を超えている。プロデュースを担当した石黒謙吾さんは、明里さんの活動を2021年6月に知り、コロナ禍のオンラインでのやり取りを経て、3年半をかけて本書を完成させた。
石黒さんは、彼女の探訪と研究の姿勢が「本物感」を生み出していると評価し、昭和ブームに乗った若い人たちとは一線を画していると強調する。
明里さんは特に20代の女性に向けておすすめのディープスポットを紹介。自由研究に熱中してきた経験を通じて、子どもたちの学習意欲を高めるアドバイスも提供。また、戦争資料を集める活動にも取り組んでおり、市井の人々が持つ貴重な資料を集め、展示する取り組みでも知られている。
発行元の303BOOKSは、明里さんの番組出演やインタビュー取材も受け付けている。読者への本書のプレゼントも可能。また、千葉の昭和情緒を深く味わえる本書は、昭和100年にあたる2025年、特別な一冊として多くの人々に届けたいと考えている。
船橋ゆかりの大学生が商店街、街灯、遊郭、古い建物を取材したブログ「Deepランド」、SNSなどで話題呼び月間数万アクセスへ