小室駅近くに新たなイチゴ農園「ちゅらふぁーむ」、量り売りの摘み取り体験も

  2025/1/28
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1/28(火)小室駅近くに新たなイチゴ農園「ちゅらふぁーむ」

量り売りの摘み取り体験も

 北総線小室駅から徒歩約15分のところに観光農園「ちゅらふぁーむ」(白井市清戸86-1、TEL047-401-1391)が昨年12月28日に開園し、ちょうど1カ月を迎えた。

 運営するのは「サン・グレイス」(鎌ケ谷市鎌ケ谷3)。農産物生産事業のほか販売事業、飲食店事業を手がける。

 代表取締役の深山善之さんは、イチゴ農園を開園したきっかけについて「自分自身、イチゴが大好き。僕のほかにもイチゴ好きの人は多いはずと考え、イチゴ栽培に挑戦してみようと思った」と話す。

 園名には、沖縄の言葉で「美しい」という意味の「ちゅら」を用いる。深山さんは「『美しい農園』の名のとおり、きれいでおしゃれな農園にしたい」と思いを話す。

 同園では、「かおり野」「紅ほっぺ」「とよのか」「アイベリー」「やよい姫」の5種類のイチゴを栽培。約500坪の栽培用ハウス内には、病害虫の発生を防ぎ、農薬散布回数を減らすための「紫外線(UV-B)電照装置」や、農業用水に使用する電解水素水を精製するための「整水器」などの設備を充実させている。

 約50坪の直売所と待ち合いを兼ねたスペースには、収穫直後のイチゴのパックが並べられ、品種や量など好みに合わせて購入可能。一粒や二粒入りで販売されているものもあり「気軽に味を見て、口に合うか試してもらえたら」と深山さん。

 イチゴ栽培責任者の宮崎さんは「その日の朝、食べごろに育ったものだけを吟味して収穫している」と話す。「自然のものなので完全にコントロールするのは難しいが、できる限りベストな状態に近づけるため、温度や日照時間などを調整している」とも。

 同園では2月中旬から予定しているイチゴ狩りに先がけ、「いちご摘み取り体験」を実施している。1人200円でハウス内にあるイチゴを摘み取ることができ、収穫したイチゴは量り売りで販売する。

 深山さんは「『摘み取り体験』は付近のイチゴ農園からアイデアをもらった。イチゴ狩りができるほどイチゴが実らない時期でも、お客様に楽しんでもらうことができる」と話す。「このあたりの農家さんは皆温かく、研修でお世話になったり、アドバイスをもらったりし、感謝している」とも。

 宮崎さんは「イチゴに対する思いの強いスタッフが育てたイチゴ。近隣の方にも遠方の方にも『ちゅらふぁーむのイチゴが食べたい』と思ってもらえるような農園にしていきたい」と意気込む。

 開園時間は10時~15時。パック販売はなくなり次第終了。月曜定休。駐車場10台(無料)。

 イチゴ狩りは2月中旬~4月末で開催予定。料金=大人2,800円、3歳~小学生以下1,900円、0~2歳無料(時期により変動あり)。時間は40分間。電話予約の場合はイチゴ狩り料金が1人につき100円の割引あり。 

関連サイト:ちゅらふぁ-む公式HP

  • 直売スペースではパック販売も

  • 昨年末にオープンしたばかりの「ちゅらふぁーむ」

  • 大きくてみずみずしいイチゴがたくさん

  • いちご狩りは2月中旬から開始

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