フリーぺーパー「津田沼&パルコ」創刊、これまでの感謝の気持ちを込めて

  2021/8/11
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8/11(水)フリーぺーパー「津田沼&パルコ」創刊

これまでの感謝の気持ちを込めて

 「津田沼パルコ」(船橋市前原西2-18-1、TEL 047-478-5555)が8月1日、フリーペーパー「津田沼&パルコ」を創刊した。

 「津田沼パルコ」が2023年2月で営業を終了することを発表したのは今年2月。営業終了のニュースが出ると、「素敵な買い物をした」「初めてのデートをした」など、同店で過ごした楽しい思い出が多数寄せられたのだという。

 編集を担当した同店課長の千草康人さんは、創刊に至る気持ちを、「45年商売を続けてきて、こんなに津田沼パルコって愛されていたんだ! 残りの営業期間はできる限り、お客さま、パルコで働くショップスタッフさん、地元の皆さんに少しでも喜んでもらえたらとの思いですし、恩返しの気持ちなんです」と話す。さらに、「幅広い世代へ、多くの方々の手元に残る形で『津田沼とパルコ』を営業終了まで発行していくことにしました」と、ウェブが主流の時代に、あえて紙の媒体にしたことにも触れた。

 同紙では「PARCOの仕事人物列伝」として、毎回4人の店長を紹介していくという。さらに、周辺地域も含めたイベントの告知や「前原商店会のコーナー」では、同商店会の店舗を紹介していくという。創刊号では「自家焙煎珈琲豆の販売と喫茶 珈琲豆のおおつか」(前原西2-13-13、TEL 047-455-4750)が紹介されている。

 「珈琲豆のおおつか」の店主・大塚智明さんは「あのパルコさんが津田沼をこうして紹介してくださることは、とてもありがたい。パルコさんの若い人たちに対する訴求力は我々にはないものがある。こうして地元を紹介しながら歴史に残るものを出してもらえてうれしい」と創刊号への思いを話す。

 今後営業終了まで、偶数月に発行を予定。発行部数3000部。設置場所はA館6階ほか。次号は10月20日を予定している。10月20日は地下の食料品売り場の営業が始まった日ということで、その日に合わせた形での発行になるという。

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