
津田沼駅北口にジンギスカン「ヤマダモンゴル」県内初出店、関東圏では2店舗目
4/30(水)津田沼駅北口にジンギスカン「ヤマダモンゴル」県内初出店
関東圏では2店舗目
JR津田沼駅北口を出て徒歩2分、飲食店が立ち並ぶエリアにジンギスカンを主力とした「成吉思汗酒場ヤマダモンゴル千葉津田沼店」(船橋市前原西2-14-1、TEL047-478-9331)が5月1日にオープンする。関東圏では2店舗目、県内では初出店となる。
同店の運営会社は「焼肉坂井ホールディングス」(本社:愛知県名古屋市)。1959年に創業し、現在では焼肉、寿司、居酒屋、イタリアンなど74ブランドを展開する外食産業を展開。ブランドとしては「壁の穴」「平禄寿司」「村さ来」などがあり、国内外に454店舗を展開している。
今回、津田沼に店舗を構えたのは、ジンギスカン専門店のブランド「ヤマダモンゴル」。同社では20年前から同ブランドを展開し、北海道・札幌、大阪・道頓堀、東京・神田に店を構えていた。近年、ラム肉は油が少なくヘルシーであると注目を浴びていることもあり、同社は「ヤマダモンゴル」をリブランディング。ターゲットをサラリーマン層だけでなく、ヘルシー志向の女性客層への訴求を考慮したイメージに変更し、ジンギスカンに特化した居酒屋業態として今年3月、名古屋に新店舗をオープン。続けてオープンした津田沼店は全国で5店舗目の出店となり、千葉県内では初出店となる。
「都内に店舗を構えたいという思いもあったが、津田沼のこの場所は以前『村さ来』だった場所。店の造りなども把握していたし、関東圏での出店を考えると条件の良い場所だった」と居酒屋事業部営業部長・吉田望さんは話す。
約58坪の店内には22テーブル、88席を用意し、店舗の奥には座敷席も設ける。各テーブルにガスコンロとジンギスカン鍋をセットし、各テーブルでジンギスカンが楽しめるようになっている。
「私たちのジンギスカンの特徴は、一度も冷凍していないラム肉を使用していること」と調理を担当する藤田雅由さん。「外側だけ焼いて、中まで火が通っていない状態で食べるほうが、肉が柔らかいままに楽しめます」とも続ける。生後1年未満の子羊肉の「生ラム」は、肉が柔らかく、臭みもないのが特徴だともいう。
肉厚に切られた肉はすべて職人による手切りで提供される。看板メニューである「生ラム3種セット」(約2人前、3,025円)には、赤身の旨味が凝縮された「もも」、脂と赤身のバランスが取れた「肩ロース」、複雑なスジを丁寧に処理した「ショルダー」各100グラムに加え、玉ねぎ・モヤシといった野菜も含まれる。特製ダレは、醤油ベースと味噌ベースの2種を各テーブルに用意する。
「当店の名物には、もうひとつ、『あがりラーメン』(319円)があります」と藤田さん。同メニューを注文すると、食後に細麺のラーメンとほうじ茶の「あがりラーメンセット」を提供。ラムの肉汁が混ざったタレに、客がそれぞれ好みの量のほうじ茶を注ぎ、そこに麺をつけて食べるというもの。「ジンギスカンの締め」としての楽しみ方を提案している。
そのほか、「壺漬けきゅうり」(429円)、「無限うずら」(385円)、「自家製ラムシチュー」(539円)なども用意。アルコール類はビールやハイボール、サワー、ワインなど各種そろえ、「ほうじ茶ハイ」や北海道ならではの「北海道ハスカップサワー」(各429円)、「しあわせ果実 北海道牧家牧場ヨーグルト 限界70」(759円)などもあるほか、「コアアップ ガラナ」(429円)も扱う。
営業時間は月~木曜が17時~23時、金・土曜・祝前日は24時まで。日曜・祝日は16時~23時。いずれも閉店30分前がラストオーダー。不定休。「いずれはランチの営業も考えている」とも。