船橋市民文化ホールで市船吹奏楽部と歌手・新浜レオンのチャリティーコンサート コラボステージも実現

  2025/6/2
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6/2(月)船橋市民文化ホールで市船吹奏楽部と歌手・新浜レオンのチャリティーコンサート 

コラボステージも実現

 船橋市民文化ホール(船橋市本町2-2-5)で5月31日、「船橋グリーンライオンズクラブチャリティーコンサート」が開催され、市立船橋高校吹奏楽部による演奏と、2024年NHK紅白歌合戦に初出場を果たした白井市出身の歌手・新浜レオンさんによるステージが繰り広げられた。

 同コンサートは、「船橋グリーンライオンズクラブ」(事務局:船橋市本町6-12-3 3F)の結成30周年を記念したコンサート。メイン出演したのは全国大会への出場経験を持つ市船吹奏楽部。同部を題材にした映画「20歳のソウル」が上映されるなど知名度も高い市船吹奏楽部は、ゴジラメドレーや和太鼓管弦楽のためのラプソディーなどを演奏。途中、男子部員によるコントや、ダンス、合唱も披露し、会場を盛り上げた。

 最後の楽曲を演奏し始めると、突然、スペシャルゲストである新浜レオンさんが登場。そのまま市船吹奏楽部の演奏でレオンさんの楽曲「離さない 離さない」を熱唱し、コラボステージが実現した。同時に、ほぼ満席の客席からレオンさんのテーマカラーであるグリーンのペンライトがあちらこちらで光りはじめ、「レオーン!」の声が響いた。

 レオンさんは昨年、木梨憲武さんプロデュース、所ジョージさん作曲の楽曲を歌い、紅白歌合戦にも出場するなど、脚光を浴びている演歌歌手。レオンさんの特別出演は、今回のイベントを主催する船橋グリーンライオンズクラブの会長である鈴木明さんと高城靖雄さんとの30年以上の付き合いにより実現した。高城さんは演歌歌手であり、新浜レオンさんの父でもあり、白井ライオンズクラブの会長を務める。ステージにも挨拶で登場し、「船橋グリーンライオンズクラブは、千葉県の101のクラブの中で活気、熱気のあるクラブの一つです」と話し、鈴木会長と固い握手を交わした。

 レオンさんのステージでは、デビューまでのいきさつなども観客に向けて話すシーンもあり、白井市出身のレオンさんは「今日は自分の原点に帰ったような気持ち。母の実家の『秋本梨園』のみなさんなど、小さい頃から僕のことを見てくださっている方も今日はたくさんお越しいただいている。みなさんの応援があったからこそです。ありがとうございます」と深々と頭を下げるシーンもあった。

 小学生から高校生まで野球を続け、千葉英和高時代は野球部で活躍したレオンさん。「当時はライバルだった市船と垣根を越えてコラボができたことも嬉しい」とも話し、笑顔を見せた。途中、歌いながらステージを下りて、1階の客席で観客と握手をして回ると、そのまま2階席にまで上がり、観客を喜ばせた。新曲の「Fun! Fun! Fun!」も熱唱し、ダンサーの子どもたちと市船吹奏楽部の部員たち、そして観客も一緒に「WAKIWAKIダンス」を踊って、会場がひとつになって盛り上がった。 

 レオンさんの推し活を通して知り合い、「レオ友」になったという女性3人組は、おそろいの緑色のパーカーを着て来場。「レオンは癒しです。私は病気をしていたけれど、レオンの笑顔に救われてきました」と話し、「これからもたくさん応援に行きます」と会場を後にした。

 同チャリティーコンサートで集まった資金の一部は、市内の子ども食堂5カ所へ寄付される予定。鈴木さんは、「船橋グリーンライオンズクラブは、これからも地域活動に密着した奉仕活動をしていきますので、今後もよろしくお願いいたします」と話した。

  • 凝らした演出も披露した市船吹奏楽部

  • 客席におりて握手をして回るレオンさん

  • 君津のダンスチームの子どもたち、市船生、観客も一緒に踊った

  • 左が船橋グリーンライオンズの鈴木明会長、右は白井ライオンズクラブの会長でありレオンさんの父・高城靖雄さん

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